本日は、焙煎の関係もあって、いつもより少なめのラインナップ。少ない中でも、中国雲南のコーヒーは3種。
中国 雲南 徳宏 DEHONG Catimor P4 (7963) Yeast Fermentation Honey
徳宏(デーホン)は雲南省の北側、ミャンマーとの国境にある少数民族自治州の一つ。土壌や気候などはミャンマーと連続しており、美しい亜熱帯雨林が広がるシャン族(傣族)の自治州。
コーヒーの品種の質・量ともに、中国国内で最も豊富。
中国 雲南 普洱 PUER Catimor double fermentation natural
ミャンマー、ラオス、ベトナムとの国境を有する中国雲南省普洱市。雲南省最大の面積を誇ります。「普洱(ふじ、プーアル)の景邁山古茶林の文化景観」として世界遺産登録されています。
有名なプーアル茶の発酵方法を応用したコーヒーです。
中国 雲南 保山 BAOSHAN Catimor Wine Yeast Fermentation Natural
保山市は雲南省西部に位置し、「蘭城」とも呼ばれ、中国蘭の主産地。地形が複雑で降水量が多く1日の気温差が大きい常春の地。
独自に選別したイースト(酵母菌)を使用し、精製処理したコーヒーです。
中国はとにかく大きいですが、雲南省の面積は39万4,100㎢…日本の面積は37万8,000㎢。日本とほぼ同じです。
ゾウもいるしパイナップルも取れます。南部は北回帰線が通っていますからハワイやメキシコ、台湾なんかと一緒。
チベットとも接しており、梅里雪山(ばいりせつざん、ミンリンカンリ)もあります。チベット仏教の聖地。あまりにも険しい地形と厳しい気候で、神々が座す山は未だ未踏峰です。
とにかく、こういう場所で生産されて、精製されたコーヒーが、私たちに届くのは驚きです。
ぜひ一度、中国 雲南のコーヒーを楽しんでみて下さい。
明日はお休みです。30日は通常通り。今年最後の営業です。お時間あればお越しください。
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