月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちていた…
月夜の晩に、拾ったボタンは 指先に沁しみ、心に沁みた。
月夜の晩に、拾ったボタンは どうしてそれが、捨てられようか?
北原白秋 月夜の浜辺
どうしてそれが手放せないのか、捨てられぬ宝物なのか、説明は出来ないのだけれど、
ただそれを手に取ると、それを見つめると、心が穏やかになったり、思いが溢れたり。
何故か心に沁みるものがあります。そういうものが、僕にはいくつか。
決してロマンチストではないのですが、貝殻だったり、欠けてしまったカップだったり、いつかのチケットの半券だったり、使えなくなったシャープペンシルだったり。
ものではないですが、火を見つめると心が安らいだりします。心に沁みます。
想いが溢れるというのではなく、無心になれます。
今日は久々に蝋燭の灯火と共に夜営業でした。
明日はいつも通り10時から18時まで。午前中カウンターに立つのは皐太郎 @kou.m.77_u
ワンオペですから、一部スイーツなどはお出しできませんが、是非コーヒーを楽しみにお越しください。
午後からは鈴木も入り通常通りの営業です。
お待ちしております。
#unit_coffee_stand