2026.07.14

.「お前が今生きているこの人生を、細部に至るまで、永遠に何度も何度も繰り返して生きなければならない。」ニーチェ 「悦ばしき...


「お前が今生きているこの人生を、細部に至るまで、永遠に何度も何度も繰り返して生きなければならない。」
ニーチェ 「悦ばしき知識」

悪魔が告げるあなたの宿命です。あなたはその悪魔を呪いますか?それとも、「いや、それでいい」と答えますか?

自分の人生に意味があるかどうかとか、努力を重ね生きることが尊いとか、そんなことはどうでも良い。

人生が永遠に繰り返されるとして、それでもなお「はい」と言える生き方。反復を呪いではなく肯定できるか。

結果や成功だけではなく、繰り返す営みそのものを引き受けられるか。

これが仕事に対する確固たる芯だと僕は思ったりしていたりいなかったり…。

店内は落ち着いていても、ありがたいことにコーヒー豆はたくさんお求めいただいて。焙煎は相変わらず週に4〜5日。

今日は特に雲南モンレンの焙煎を少し見直しました。

発酵由来のラクティックな印象や、オークバレル熟成らしい香りを活かしながら、中煎りまで火を入れることで、むしろ個性がより素直に感じられる仕上がりになった気がしています。

焼くというと、実家でのうなぎ焼きを思い出します。

土用の丑の日には何百串とうなぎを焼いて、指まで焼けて…経験年数だけで言えば30年以上(笑)

でも、うなぎ屋さんではないので毎日焼いていたわけではありません。

一方で、コーヒーはほぼ毎日焙煎しています。

技術は、年数だけではなく、「どれだけ繰り返しそれと向き合ったか」で磨かれていくものなのだと思います。

毎日アホほど豆と向き合い、小さな調整を積み重ねることで、一杯ずつ少しずつ良くなっていく。

その積み重ねこそが、一番大切なのかもしれません。月並みな話ですが。

「もう一度同じ人生でいい」と何度繰り返されようとも自分の生き方を肯定できるか否か。

今のところまだ飽きてないので、繰り返されてもいいのじゃないかと思ったりしています。

肯定は…人生の最後には出来るということで。

それでは、明日も10時からお待ちしております。

ちなみにうなぎも桃もうちでは出ません。
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