2026.07.19

.目が覚める。ひとりには少し大きいベッドは、ときどき妙に居心地が悪い。起き抜けの背中の痛みは、昨日の自分が置いたままにし...


目が覚める。

ひとりには少し大きいベッドは、ときどき妙に居心地が悪い。

起き抜けの背中の痛みは、昨日の自分が置いたままにしたスマートフォンのせい。

小さくため息をついて手に取る。

画面の向こうには、今日も楽しそうな人がいて、嬉しそうな人がいる。

誰かの「うまくいっている」が流れていく。

そのたびに、心が、どこかが少しだけささくれる。

見なければいい。

そんなことは、とっくに知っている。

そんな朝を何度も繰り返して、それでも、良くも悪くも生きてきた。

朝、ゆっくりとコーヒーを淹れるような暮らしは、前世の記憶よりも遠い。

だから、この場所くらいは無理をしなくていい。

いい顔をすることも、誰かに合わせることも、ここでは必要ない。

そのままで、どうぞ。

少しだけ肩の力が抜ければ、それで十分。

取り繕わなくても、美しいものはちゃんと美しい。

今日、好きだと思えるものをいくつか手に取れたなら、そのことだけで、明日の朝は少し違って見えるかもしれない。

明日は連休最終日。

特別なことは何もありません。

いつも通り、10時から。

お待ちしています。
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