「いちじくの木に、花は咲かないのだそうだ。」
「それがね、この、中身のしゃわしゃわした薄赤い部分が花なんですって」
江國香織 ちょうちんそで
花を食べてるのか…と思って調べたら、その通りで。
植物学的には「隠頭花序(いんとうかじょ)」というらしい。
普段「実」だと思って食べている部分は、花を包んでいる「花嚢」という器官。
その内側にすごく小さな花がたくさん咲いていて、受粉すると、それぞれが小さな実になる。
そう言えば、中学校の校庭の端っこか、その近くの公園側に無花果の木があったかも、などと、授業をサボった記憶を辿りつつ。
うっすらと甘くて、僕にとっては夏の終わりを告げる果実。
夏の終わりの花実。
無花果。
ぜひ、花を食べにお越しください。
明日もいつも通り10時から。
お待ちしてます。
