福島県伊達郡桑折町にある石材加工所のリノベーションを手掛けました。
リノベーション後はコーヒーの焙煎所に生まれ変わりました。
福島県では近年大きな地震が続き、県内の建物は耐震の不安が拭えないでいます。
そんな中、お話を頂いたこちらの石材加工所も同じような悩みや不安を抱えておりました。
趣のある石蔵を次の世代に繋いでいくためにアーキトリップではなにができるかを考え設計させて頂きました。
元々の建物構造としては、石造の上に木造の梁組があるような形になっていました。
リノベーション(耐震補強)をするにあたり、元の石蔵の持つ力強さや趣を崩さないように注意を払い木造軸組を既存建物に加えていきました。
梁組は元の躯体を残し、リノベーションならではの雰囲気を感じられます。
屋根はトタンが劣化しており断熱性もなかったため、改修し屋根断熱を施工しました。
◆構造|石造+木造
◆延床面積|75.64㎡