テーマS:Vol.152
『シャトー・ラーシュ・バージュ1964』
フランス・ボルドーの“SHATEAU LYNCH BAGES”
という赤ワイン🍷
その1964年物(2024年で60年を経た還暦ワイン)‼️
お世話になっているお客様が持ち込まれた、この貴重なワインの開栓の場を当店に選んでいただきました😭
大変光栄な機会を頂きました‼️
ありがとうございました‼️
とにかく⬇の一連の作業中は手が震えっぱなしでした😅💦💦💦💦💦
長期熟成したワインに現れる“オリ”を確認したので、デカンタージュを選択。
ワインが目減りしていたので、コルクの状態が想像できます💦
予想通り、柔らかくなっているコルク!
慎重にゆっくり・ゆっくり、心の中で「焦るな!焦るな!」と言い聞かせながらソムリエナイフのスクリューを巻いていきます。できる限り優しい力で引き抜きましたが、残り4分の1でコルクが破損😱
もう一度スクリューを刺して、コルクの破片が落ちないようにさらにゆっくりと引き抜きました。
抜栓完了💦コルクの破片も落ちずに済みました(〃´o`)
次に“デカンタージュ”の作業に移ります。
ボトルの下にロウソクを灯して“オリ”を確認しながら、慎重にデカンタグラスにワインを注いでいきます。
※この時が一番手が震えました〜😅
そして、ワイングラスに注ぎ入れ、ようやくお客様の手元へ。
ご好意でこの貴重なワインを飲ませて頂きました‼️
60年も経っているとは思えない、力強さ。そしてエレガンス。
勿論ブドウ品種の本来との味わいとは変化しているのですが、“この60年の時を思い飲む”という事自体が、ロマンであり醍醐味だと思います。
長々と記述させてもらいましたが、本当にこんな偉大で貴重なワインの抜栓は、ソムリエと言えど何度も経験できるものではありませんので、鈴木自身がこの経験を忘れないように投稿します(*^^*)
ここまでの長文、読んでくれた方々ありがとうございました‼️
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