withコロナ時代のマナーってどうなっていくのでしょうか？ | ムネカタテック株式会社

こんにちは！
ムネカタテックです。

九州、沖縄地方は台風の影響ですごい被害を被っていますね。
例年通りであれば、日本にやってくる台風は25個前後です。
まだ半数もやってきていないと考えると、暗鬱とした気分になってしまいます。
日々、防災意識を高めつつ、何かあったらすぐに避難出来るようにしておくのが大切なのでしょうね。

さて。
先日SNS上で「お葬式には黒いマスクをしていくのがマナーです」といった情報が拡散されました。
Twitterでもかなりリツイートされていましたので、目にした方も多いのではないでしょうか。

喪服も黒だし、マスクも黒にした方がいいのかな？

･･･そう考えてしまうのも当然だと思います。
でも、決してそんな事はありません
(喪主様や葬儀スタッフから指定されたりしたら別ですが、そういった事は無いと思います)
マスクは礼儀では無く、あくまで感染症対策の一環です。
あまりに変な柄だったりしたらNGになるとは思いますが、マスクは一般的な白色で構いません。

コロナが流行する前は、焼香時や喪主への挨拶時にはマスクはしない方がいいとされていました。
しかし、コロナが流行している現在は、常時マスクをして参列するのが基本です。
葬儀場のスタッフも全員がマスク着用、手指の消毒を徹底しています。

･･･とは言え、今は喪服は黒が基本ですが、明治時代以前は喪服は白が基本でした。
海外の文化が大量に入ってきた際に、世界基準に合わせて日本も喪服の色が黒に変わっていきましたが、一般的になったのは第2次世界大戦以降みたいです。
理由が「白より黒の方が汚れが目立たず管理が楽だから」というのは面白いですよね。
もしかすると今後は葬儀に参列する際はマスクの色は黒というのが一般常識に変わるかもしれません･･･が、それは将来の可能性の話。
今はマスクの色は気にせず、故人様の死を悼みながら参列して下さい、と元葬儀会社に務めていた自分が説明させて頂きました！

建設部　きくち