2023.11.15
凍結による水道管の破裂の原因と予防方法
今年の冬(2023年12月~2024年2月)はエルニーニョ現象の影響で例年よりも気温が高く暖冬になると予想されています。
しかしながら福島市の冬に関しては油断は禁物です。
水道管は寒さが苦手で、外気温が氷点下4°C以下になると、水道管の凍結や 破裂する被害が増大します。
暖冬だからと安心せず冬に備えて水道管の防寒対策をお願いします。
もし水道管が破裂すると水漏れが発生して、家の中が水浸しになります。
突然起きる漏水にパニックになる人もいるでしょう。
今回は凍結による水道管破裂の原因と予防方法について解説します。
凍結による破裂の原因
水は氷になると体積が増えるため、水道管内の水が凍ることで膨張して水道管や接続部を破損させます。
また、凍った水道管を溶かそうとして熱湯を急にかけると、水道管や蛇口が破裂することがあります。
一般的にはマイナス4℃で水道管が凍結する恐れがあります。とくに氷点下を下回る寒冷地では注意が必要です。またマイナス4℃以上でも、家の北側や日陰、風が吹きつける場所にある水道管は凍結する可能性があります。
水道管が破裂しないための予防法
凍結による水道管の破裂は対策することで予防できます。
冷え込みが予想される場合は下記を参考に、事前に対策をしましょう。
■保温する
水道管を保温することで、凍結を予防する方法です。屋外に露出している蛇口や水道管、水道メーター、また屋内でも浴室などの日が当たらず冷えやすい場所にある水道管や蛇口などに対策しましょう。
蛇口や水道管にタオルなどを巻き付ける、メーターボックスに発泡スチロールを入れるなどの方法で保温します。ホームセンターなどで購入できる凍結対策グッズの保温テープや凍結防止カバーなどを利用するのもおすすめです。
■水を出しっぱなしにする
蛇口から少量の水を出し続けることで、水道管の凍結を予防する方法です。流れる水は氷点下になっても凍りにくい性質を利用します。蛇口をひねるだけで簡単にできる予防法ですが、水を出し続けるため水道料金がかかる、流しっぱなしにできないトイレなどには対応できないのがデメリットです。
■水抜きをする
水道管の中の水を抜いて凍結を防ぐ方法です。水道の元栓を閉めてから蛇口をひねり、水道管の内部にある水をすべて出し切ります。水道管が空になり水が出なくなったら、最後に蛇口を閉めます。
水道の元栓を閉めるため、水抜きをする間は水道を使えないのがデメリットです。
逆に所持しているけど普段住んでいない空き家、別荘などはこの方法を徹底しておけば安心です。
破裂した水道管の対処法
水道管が破裂した場合は、まず止水栓を閉めましょう。止水栓は水道管の途中に設置されており、水量を調整したり止めたりできる器具です。
止水栓には、家全体の水流をコントロールする「元栓」とキッチンやお風呂などの水回りごとに設置されている「止水栓」の2種類があります。水道管が破裂した際は元栓を閉めます。元栓を閉めて水量を止めることで、水漏れの被害を最小限に抑えられます。
次に業者へ修理を依頼しましょう。
・建物の水道工事を担当した水道業者へ連絡
・連絡先がわからない場合は建築を依頼した工務店やハウスメーカーに問い合わせる
・市の水道局に連絡し、業者を紹介してもらう
・福島市 水道局指定工事店 と検索し、家から一番近い、もしくはすぐに来てくれる業者に依頼する
とはいえ業者のスタッフが忙しい場合は、駆けつけるまで時間がかかることもあるので普段からの予防がとても重要になります。
水まわりのトラブルを解決するエキスパート「ライフテックサービス」では、『水道管凍結対策』のサービスを承っております。経験と知識が豊富なスタッフが、凍結しそうな場所を見抜いて適切に作業いたします。水道管凍結対策をご検討中の方は、どうぞお気軽にライフテックサービスへお問い合わせください。

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