話声(わせい)の重要性 | ボイススタジオEPIC（エピック）

皆さんこんにちは！
ボイススタジオEPICボイストレーナーの國井絵未です☺

連日の猛暑と、夕立も多い日々ですね🌤⛈
夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。
こまめな水分補給と、室内外共に
「気を付けすぎかな？」と思うくらいが丁度いい
これを合言葉に、体調の変化に気を付けて過ごしましょう◎

本日は、
話声(わせい)の重要性について✨
書いていきたいと思います。

話声(わせい)ってなあに❓❓
この言葉自体、聴き慣れていない方も多いかもしれません。

皆さんが普段使っている
いわゆる「喋り声」「話し声」のことを
「話声」と書き、（わせい）と呼びます。

そして質問です✋
ボイストレーニング=歌を上手に歌うためもの

…こう思っている方
かなり多いのではないでしょうか？

勿論、ボイストレーニングは歌声の改善や向上が目的なことは間違いありません。
その目的でボイストレーニングをすることも正解です。
ただ、一番にお伝えしたいのは

その人本来の声のポジションを見つけること
長く健康に声(声帯)を使い続けられるようにすること

これがボイストレーニングの
最大の目的なんです💡

例えば…

・友達とファミレスで2、3時間話し続けていたら、翌日声が枯れてしまった
・カラオケに行った後は、気を付けていても喉が痛む
・なるべくハッキリ話しているつもりなのに、聞き返される事が多い
​​​​・年に数回、声や喉の調子が悪くなる

など、どんな方も一度くらいは経験されたことがあるのではないでしょうか。

歌声を始め、普段の生活の中で起きる声のお悩みのほとんどが
話声(わせい)の使い方がずれている
ことが原因です。

特に、先ほどの例のように
特定の行動を取った時に不調が起きる時は要注意💡

話声(わせい)の癖から
不調を起こしている可能性があります。
その癖のまま無理な発声を続けることは、本当に気を付けていただきたいのです。

何を隠そう私自身が
自分の歌声、声の不調で長年悩んできて
一時は「声帯結節」という声帯の病気一歩手前となり、
声を出せない生活を余儀なくされたこともあるからなのです…


(2017年7月の私の声帯写真です)

生徒さんの中にも軽度～重度まで、様々な発声障害の方々とも出会ってきました。
(発声障害の可能性が見えた場合には、ボイストレーナーの範疇を越えてしまうため専門病院への受信を促し、ボイストレーニング自体の中止判断の必要があります)

原因は人によってさまざまですが、
やはり日々の声の使い方、
話声(わせい)の使い方の癖を取り除かなければ
不調が治ったとしても何度も繰り返してしまうことにも繋がります。

私自身も、先ほどのように
一度大きく意識を変えるきっかけが訪れたにも関わらず
当時と同じ
「大きな声を出す環境」に身を置いた瞬間に
一日であっさりと声枯れが起こり
そのまま慢性副鼻腔炎となり、
(声の不調は鼻の不調とも密接に関係しています。)
点滴をしながら数か月仕事をする必要が出てきました。

これぞ、発声の癖なのです。

そしてボイストレーニングを続け、
自分の声のポジションを見つけることができてから

大きな声を1日中出すような
環境に身を置いても
全く声枯れや喉の不調が起きなくなりました。

本当にストレスがなく、
声をいくら出しても疲れない。

勿論、歌声も変わりました。
それも嬉しいですが、やっぱり一番は
自分本来の声で、健康に長く使い続けること
なんだと実感しています。
毎日使う声ですから。

歌の向上は勿論、
あなたの声を長く健康に
大切に使い続けるために
ボイストレーニングは本当に大切なんです🎤✨

そして、その声の不調をどう解決していくか
どのようなアプローチでトレーニングをしていくかも
とても重要になっていきます。

そこで私は、
より声についての学びを深めたい
確かな知識と技術で生徒さんの声の改善や向上のお手伝いがしたいと思い、
音声学を基本としたハリウッド式メソッドを学び、
トレーニングに取り入れています。

長くなっていまいましたので、
ハリウッド式ボイストレーニングについては
また次回、更新したいと思います☺



今日のテーマ「話声(わせい)」

「自分の話声(わせい)ってどんな声かな？」
「そういえば、あの人の声は良い声と感じるな、なんでだろう」などなど
声について意識を向けてみると
毎日発見ばかりで面白いかもしれませんよ(*^^*)

読んでいただき、ありがとうございました！
最後に8月のスタジオ解放日と予約状況です◎
不定休となっておりますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね♬