窓の外の風景が次第に蒼ざめた空気のなかへ没してゆくとき、それがすでにただの日蔭ではなく、夜と名付けられた日蔭だという自覚に、彼の心は不思議ないらだちを覚えて来るのだった。
「冬の日」 梶井基次郎
冬の日。ふと一人になった時。寒々とした空気の中、帰り足が、少しだけ重くなる時があります。
沢山のお客様と接した後はなおのこと。まだまだ皆様と楽しいお時間を、とも思うのですが、何時迄もお付き合いいただくわけにもいかず、渋々店仕舞いと相成る訳です。
実際には、閉店時間など如何様にもなるのですが、流石に開け続けるわけにもいかず、またそれに合わせてどなたかが来るわけでもなし。
いつも通り18時には閉店。まぁその時刻を過ぎても開いていることもままあるのですが…。
明日は金曜日ですが夜カフェ。15時頃から21時まで。夜と名付けられた日蔭の頃に、ゆるりとお待ちしております。少し遅い時間までお付き合いください。
#unit_coffee_stand