濱松 若葉、柴田 邦臣 2022 「コーヒー業界にみる障害者就労の実態とCOVID-19 Crisis ー質問紙調査の報告と単純集計 ー」 津田塾大学紀要 第 54 号
当店の2階は、障がい者の就労継続支援B型事業所「Works SCS」の作業空間となっています。
菓子製造許可も受けており、ここでクッキーやフィナンシェその他を製造し、unitで販売しています。
コーヒー豆のハンドピック作業やドリップバックの製造などコーヒーに関わるお仕事もお願いしています。
「障害のある社員が担っている業務は、「接客」と「清掃業務」がそれぞれ53団体(13.6 %)と最も多く、「コーヒーの抽出」が38 団体(9.74 %)、「コーヒーのパッケージ包装」が37 団体(9.49 %)、「コーヒー豆のピッキング(ソーティング・選別)」が36 団体(8.46 %)……」
前出 津田塾大学紀要 第 54 号
ハンドピックの作業などは僕がやるより明らかに早く正確です。何せ途中で飽きてかき混ぜてるだけになります。計量作業なども丁寧で正確です。僕がやるとこぼします。こぼした量と詰めた量が変わらないという現象が起こります。
ハンドピック作業が自閉症や知的障害の特性に合い、登録待機者が出るほど人気の事業所になったという事例も見られたとの報告も。
池田千登勢 2018 「授産事業の経営における障害者就労支援 B 型事業所の課題と新規事業所に有効な支援に関する研究」 , 福祉のまちづくり研究 20 (3)
unitではまもなくコーヒー豆の受注販売をWEB上で行う予定です。
その受注から計量、封入、パッケージング、発送などをお願いする予定です。
どこまでやってもらえるかはもう少し詰めないといけませんが、僕は全般をやっていただくつもりです。
僕はSCSさんが受注を受けた豆を焙煎しSCSさんへ卸すだけ。
素敵です。何なら生豆の選定、発注、焙煎から抽出、接客まで…
そうすれば僕はペルーやホンジュラスやニカラグアなんかに行って現地の生産者さんとやりとりして過ごすという夢が叶うのでは…。
なんか楽しそうです。
よくある文言ですが、言ってみます。
当店でコーヒーを楽しんでいただいたり、コーヒー豆などをお買い上げいただくことで障がい者の社会参加への支援となり利用者の工賃向上に繋がります…
そしてその支援が僕の野望を後押ししてくれますので是非に…(笑)
なんか悪そうに聞こえるのは気のせいです。
明日も10時から、いつも通りに緩やかに。お待ちしております。
#unit_coffee_stand