2025.05.29

.「未発達」、「焦げ」、「フラット」な印象、そういうのを感じさせないのは大前提。一番大事にしているのは、個性を打ち出した自...


「未発達」、「焦げ」、「フラット」な印象、そういうのを感じさせないのは大前提。

一番大事にしているのは、個性を打ち出した自由な表現。

あぁ、これはunitのコーヒーだ。鈴木が焼いたやつだと言われるならば幸い。

浅煎りは酸質、深煎りは苦味というようなイメージ、この産地のコーヒーの味わいはこう、コーヒーなのだから…

そういう固定概念は正直なところどうでもよくて、想像性と創造性の豊かな自由なコーヒーを焼きたい。

豆の情報をできる限り把握して、その上でイメージを膨らませます。

そのイメージ…たぶんそれが個性。その個性を出す熱の入れ方をデザインしてみる。

デザインされたプロファイルをもとにイメージを具体化させていく作業が焙煎。

色々な考え方はあるのだと思いますが、焙煎によってイメージを具体化するためのデザインの構築や、熱の伝え方は案外と化学的。

詩的なイメージを、化学的知見でデザインしてプロファイルとして構築し、熱を入れて具体化する。理系なのか文系なのか…。

まぁ、最後は、浪漫ですかね笑

若いロースターも色々考えているようです。僕の焙煎とは随分違います。何となく、美味いの方向は近い気もしますが。

おかしな行動は放置しています。

そう言えば、コーヒーの事ばかりでは、コーヒーが活きてこないと、久しぶりに会った別の若いロースターさんが言っていました。

その通りです。違う刺激はイメージを創造します。

明日も通常通り10時から18時まで。また、ゆるりとお待ちしております。



#unit_coffee_stand

※本ニュースはRSSにより自動配信されています。
本文が上手く表示されなかったり途中で切れてしまう場合はリンク元を参照してください。