どこか通路の奥底から、コーヒーをローストする匂い——本物のコーヒーで、勝利コーヒーではない——が街路に漂い出てきた。ウィンストンは思わず立ち止まった。二秒ほどだろうか、彼は半ば忘れかけた子供時代の世界に連れ戻された。
ジョージ・オーウェル『1984年』
足元の悪い中でもお客様にお越しいただけて、ありがたい限りです。
今日は少し疲れたので帰りたかったのですが…まだお店にいます… @kou.m.77_u が焙煎してます。
色々と研究熱心にあぁだこぅだとやっています。
焙煎の香り、テストでのドリップ…毎日嗅いでいる香りなのですが、ちょっとだけお店の外に出てみても、漂ってくる香りが鼻腔をくすぐります。
16歳の頃に街をうろついていて、よく分からないけどとても魅力的な香りに惹きつけられたのが最初。
それからずっとコーヒーとは付かず離れず。いつかはと思いつつも、日常に追われて、今やっとコーヒーまみれの生活に。
良かったのか悪かったのか。コーヒーは僕にとって重要な転換をもたらしたものであり、何処かノスタルジックな思いを呼び寄せるものでもあります。
目の前で真剣な表情でコーヒーに向かっている青年は、これからどんなコーヒーを生み出すのでしょうか。
好き勝手に色々使ってからに…
明日もいつもと変わらず、10時から。お待ちしております。
方法はわかる。理由がわからないのだ。
ジョージ・オーウェル『1984年』
うわぁという叫びと共に見せてきたのはリーフでしたよ。なんでかうまくいったと。焙煎じゃなくて…ラテかい。
隣でずっとコーヒーの事話し続けてますが、そろそろ帰ります。
#unit_coffee_stand