2025.06.09

.音楽の素養などないのですが、声というとてもプリミティブな媒体の凄さを感じて、驚いた日でした。川俣町の寺前BASEにて、発達心...


音楽の素養などないのですが、声というとてもプリミティブな媒体の凄さを感じて、驚いた日でした。

川俣町の寺前BASEにて、発達心理学と歌のイベント。そこでコーヒーを淹れさせていただきました。

Reminiscence Bumpというものをご存知でしょうか?

自分の事で思い出すのは10代半ばから20代後半くらいのことが多く、自分自身の記憶で想起される出来事をグラフ化するとその辺りで年齢の軸がコブのように突出する事です。

特に年齢がかさむほどその傾向は強くなるようです。一番良い頃合いなのでしょうかね、その年代が。

香りであるとか、色であるとか、色々な物事がトリガーとなって、過去の記憶は想起されます。

そんな中でも、ある思い出と音楽がリンクすることはとても多い気がします。

曲のイメージが想起されるという事ではなく、その時、その曲を聴いていた自分を、曲は思い出させてくれます。

この曲を聴くと思い出す記憶…というものがあると思います。楽しさ、悲しみ、出会い、別れ、時には美味しいまで。

音楽的レミニセンス・バンプという言い方があるのかどうか分かりませんが、過去の記憶がよみがえる事で、今の自分を振り返れたり、「あの頃」を思い出し懐かしむことで心も軽くなることもあるでしょう。

人は加齢と共に身体的には衰えていくのかもしれません。それを受け入れつつ、だからこそできる役割を次代に繋いでいく事で生涯発達し続けるというメッセージを、歌がもたらす身体的、精神的な活性化で実感する事ができたような…気がします。

それと、単純に、声の凄さ。音量ではなくて音圧。久しぶりに音の圧を直に感じることが出来て、感激しました。声楽家って凄いんですね。

夏休みの夜、ぼんやりタバコを吸いながら(随分前にやめました。何歳の話かは聞かないように)聴いていたある曲を聴くと、人の家に勝手に上がり込んで来て、「曲聴くより自分らでやらない?」と言ってきた友人の金髪ロン毛と赤いSGを思い出します。

その頃は朱色だったような気がします、僕の髪の毛…。返事は「ヤダ」だったと思います。ロングネックの白いワーロックだった気がします、僕のベース…恥ずかしい笑

明日は、たぶん10時から…10時からです。お待ちしています。



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