今でも賑やかだそうだが、昔は一層賑やかであったように思う。何故なら、電車がないから、山の手に住んだ人たちは、大抵は神楽坂の通りへと出かけて行ったから
田山花袋 東京の三十年
毘沙門様の善国寺の縁日に夜店が出るようになったのは明治20年以降。とても賑やかな花街の風情が残る街、神楽坂。
多くの文学作品に登場するし、沢山の作家が住んでいたり縁があったりの街です。
夏目漱石の坊ちゃんの主人公はこの辺りの人で東京物理学校(理科大)出身というお話だったはず。
路地が多く、元の花街としての路地や横丁が多くあり独特の風情と情緒。
飯田橋側の坂下から坂上へ。ちょうど祭りの風情の商店街。
奥まった路地のコーヒー屋。コーヒースタンドなので店内での飲食は無いのですけど、外にベンチが並んでいて、長く続く路地にお客さんが緩りといい感じ。
けっこうお客さんいて、お兄さんの2人でやっているのですが、お客さん対応も爽やかで感じ良く。
接客時以外のお二人の会話が、ずーっと焙煎、精製方法、農園…コーヒー以外語ってないのも嫌いじゃない笑
昨日の超有名店も、今日のコーヒースタンドも、そのほかの諸々も、良い刺激をくれた新宿界隈でした。
今のコーヒーの在り方や店舗、接客含めブラッシュアップするには定期的に刺激は必要です。
それ以上に、これからやろうとしていることの具体的方向性、イメージの明確化も出来た東京行きでした。
最高裁判所の偉い人の公邸の外壁には「近づくな…地震が来たら崩れます」…補強しようか笑
泉鏡花と白秋の住居跡。住まい一緒??鏡花は芸妓と暮らしたのじゃなかった?とか普通に観光になってしまってますが。
という事で僕はお疲れですので、明日の準備を終わらせたら、さっさと寝ようかと思います。
明日は10時から、いつも通りにお待ちしております…たぶん。
#unit_coffee_stand