ドイツに身を置いたことで、私は効率というものを重視するようになった。古い建物を直して使い続けるというのは理想的だが、それを可能にするのは、元々の基礎がちゃんとしているからだ。
ドイツでは、今でも百五十年前の建物が平気で使われていたりするけれど、それは元の土台がしっかりしているからである。
小川 糸 いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具
土台が揺らがなければ、だいたい何とかなるものです。
見た感じフラフラしていい加減なようでも、しっかりとした基礎に裏打ちされているから締めるところは締めて、緩めるところは緩められる。
ゆるいところばかり真似をしたって、それはただの緩いやつ。
かっこいいところばかり真似したって、そんなものは全く持って恥ずかしいだけ。そういうのは見ていて恥ずかしい。
誰かに向けて言っていると言うことではないですが、土台を固めましょう。
基礎を徹底的に。そうしたら、生きているうちに固まるかもしれません。
基礎を磨けば、少なくともその時々でのパフォーマンスを最大限に発揮することが出来ます。
まぁ、僕は浮き草みたいなものなので、そもそも固まるかどうか。
いや、固まるものがあるのかどうか、何とも言えないですが笑
茹ですぎたゴーヤの芯も戻りませんで…自家製ドレッシングで誤魔化しました。
焙煎も抽出も、気を衒うよりも、かっこいい道具をやたらと使うよりも、よくわからない資格やコンペティションの結果に縋るよりも、大事なことがある…なんて思ったり。
でもデッカい焙煎機欲しいですけど。
明日はお休みをいただきます。ご足労なきよう、ご承知おき下さい。
#unit_coffee_stand