俺たちの挑むべきは数学と同じ…真理の世界だ…そう俺たちは、料理を以て神に挑む。
フェルマーの料理
僕は料理人ではないので、神には挑まないですが、ラーメン作ったら美味かったです笑
色々とやっているうちに、おかしな時間に出来上がりまして…。
巷の海老出汁は正直なところ海老過ぎます。煮干しも煮干し過ぎます。ホタテもホタテ過ぎます。
ジャンジャン入れればおいしくなると言うのなら簡単ですが…そんなわけないです。
そのまま煮出していたり、取るべきところ取らずに突っ込んでいたり。水からなのか沸いてからなのか、煮立たせるのか煮立つ直前にあげるのか関係なくグツグツやっていたり。
成分が多ければ多いほど美味しくなるわけではないですから。
しっかり炒める、物によっては少し焦がす、サラリと使ってスッとあげる、色々だし、成分考えて量も加減しないとです。
削ってぶち込む場合もあれば、そんなことしたらエグいだけというものもあります。
言っても料理は分からんです。ただ、コーヒーでやったら絶対に飲めない代物になるだろうなぁなんて。
コーヒーも焙煎の加減でとんでもないものが出来上がるし、抽出だってレンジは案外広いですが流石に限度はあります。
そもそも料理の素材もコーヒーも自然の産物で、生産者だったり漁師、猟師だったり、僕らが食すまでに関わる人が沢山いる訳で。それを闇雲にぶち込めば美味しくなるということはなく、それはちょっと関わる人々を尊重していない。
丁寧に扱えば、澄んだ味わいになったり、適量を見極めればより旨みが増したりするはずです。
時に大胆に、時に繊細に。基本を重んじつつ、セオリーに捉われず応用を効かせたり。
当たり前ですが、焙煎や抽出では必ず基本のラインを持っていて、必ずそれに合わせつつ、そこから作り上げていきます。
よく分からない理屈だとか、何だかかっこいいものは置いておいて、まずは愚直に豆と向き合います。
それでも100%なんていう事はないのですから凡人は困ったものですが、凡庸な人間はその凡庸さゆえに愚直に取り組みます。
はじめてすぐにカッコいいバリスタや天才的ロースターになれる人もいるのでしょうが、僕はとても…。
ただお客様にお出しするのですからもちろんクオリティを保つのが当たり前です。焙煎や抽出だけでなく、豆の保存やお店の雰囲気などなど、色々あります。
頑張らねば…
変な時間にこんなの食べて、明日は大丈夫だろうか。
10時から18時まで、変わらずにお待ちしてます。
#unit_coffee_stand