阿武隈山系北部の高原に開けた、豊かな自然に囲まれた飯舘村。
比較的なだらかな山林が多く、河川がいくつか流れ、その流域に集落が形成され耕地が開かれた、典型的な中山間地の景観。
年平均気温は約10度で冷涼。冬は−15℃程度まで気温が下がることもあるようです。
東日本大震災の揺れによる被害はさほどでもなかったものの、その後の東京電力・福島第一原発の事故の影響が大きく、一時期は全村民が避難生活を余儀なくされた村。
“までい”な生活文化と言われる「結」や「人足」の文化が地区ごと残っているようです。
手間暇を惜しまずに丁寧な生活を続ける文化は、ともすると都会の生活から見ると煩わしさにもとれるものかもしれません。
ですがそんな“までい”な文化が、住民と村が一体的に地域づくりを行う一体感を生み、未曾有の災害も乗り越えてきたのかもしれません。
都会からの移住者も受け入れを進めていて、いいたて移住サポートセンター @e_village_life_iitate 水上さんのお話によると今は年間約30組ほどは定住しているとのお話でした。
それでも人口減は避けられない問題。飯舘村に限ったことではないのですが、そんな村にある資源を有効活用ができないかという観点からのイベントでした。
想定していたよりも(失礼)お買い上げいただけて、とても嬉しかったし、暖かさを感じる時間でもありました。
“までい”な生活や文化に触れに、飯舘村を訪れてみるのも良いかもしれません。
お呼び頂いた飯舘村の深沼さん @sense_1208 ありがとうございました。
明日はいつも通りに10時から18時まで。お店でお待ちしております。
#unit_coffee_stand