夜には、森合あたりの空気は落ち着きを取り戻してきます。
この辺の森合の静けさは、他の町とは少し違っている気がします。山の影が近いせいか、柔らかいのだけれど深い。
道を歩く人もまばらだけれど。
ペンダントランプの明かりが揺れて、本を読む人の影をゆっくり揺らします。
「いい時間、ありがとう。」
その小さな言葉は、まるで店の灯りのように柔らかく広がっていきました。
いつもの人々が、いつもの時間に訪れる。
初めて訪れる人が、当たり前に溶け込む。
目に見えない物語がここにはあります。
何気ない言葉がうれしかった。
今日もありがとうございました。
明日はいつも通りに10時から18時まで。
きっと明日は駅前がにぎわい、ここらは大分のんびりとした日になるのでは…と思っています。
#unit_coffee_stand
