Colombia CGLE SudanRume Hybrid Washed
Farm : Las Margaritas
Producer : Rigoberto Herrera
Origin : Caicedonia, Valle del Cauca, Colombia
Variety : SudanRume
Process : Hybrid Washed
Altitude : 1571-1852m
SudanRumeは1942年、スーダン共和国南東部のボマ高原で発見された品種。
ボマ高原は、アラビカコーヒーが野生の状態で自生している、世界でも数少ない地域のひとつです。
RS-510またはルメ・スーダン(Rume Sudan)としても知られ、ケニアのマルサビット山にあるアフリカ熱帯林地帯に自生する、半野生のアラビカ種です。
この品種はエチオピア/スーダン系統の亜種であり、銅色の葉が特徴的。
優れたカップ品質を持っているにもかかわらず、生産性が低いためこの品種を栽培している農園は非常に限られており、市場で見かけることはごく稀です。
コロンビアには3つの山脈があり、コロンビアで初めてゲイシャを栽培した生産者「CAFE GRANJA LA ESPERANZA(以下CGLE)」はそのうち2つの山脈に農園があります。
CGLEは、自然とテロワール、コーヒーを深く愛する農園・プロジェクト・生産者です。
コロンビア中西部Valle del Caucaに位置するPotosi, Las Margaritas, Esperanza, Cerro Azulの4農園で構成されています。
それぞれで気候や土壌に対する日のあたり方が異なります。
この品種を農園に導入する前には、複数の土壌調査が行われました。
その結果、標高1,700〜1,800メートルのLas Margaritasが最適な場所と判断され、栽培が開始されました。
この地域は太平洋岸から吹き込む冷たい風と、高地ならではの冷涼な気候、さらに昼夜の大きな寒暖差がみられる厳しい環境です。
樹木にとっては過酷な条件ですが、コーヒーノキは生存のためにエネルギーを果実に集中させる性質を持っています。
なので果実の糖度が高まり、カップに甘さと風味の深みがもたらされます。
この地ならではの特別な条件が、唯一無二のコーヒーを生み出しているのです。
生産者であるRigoberto曰く、「コーヒーやそれを管理する仕事は神からのギフト。実際のストーリーを知り、自然に触れ、その上で伝えることはとても大切であり、その体験がコーヒーを通して人々に伝わっていくものだ」とのこと。
彼の農園Las Margaritasでは4.8ヘクタールの区画でSudanRumeを栽培しています。
長らく商用栽培は行われていませんでしたが、近年そのデリケートで洗練された味わいが競技会を通じて再発見され、世界中のバリスタたちから注目される品種となっています。
レモングラス、ベルガモット、甘いクローブ、カルダモン、さらに山椒を思わせる繊細でユニークなアロマと、マンゴー、オレンジやグレープのような甘いフルーツ、林檎の様な酸質の味わいが特徴的な複雑かつ鮮やかな香味をお楽しみください。
この希少で芸術的なコーヒーは年末から年始にかけてのリリースとなる予定です。
コロンビア最高ラインのコーヒーです…ちょっと無理矢理な感じで入手しましたので…僅かですし…たぶん…ちと高いです。
素晴らしいコーヒーの体験をもたらしてくれるはずです。
そして飲んでいただけないと色々とヤバいです(笑)
明日は、今カレンダーを見て初めて気が付きましたが、夜カフェです。
なので14時から21時まで。ゆっくりお過ごしください。
#unit_coffee_stand
