自分のやっている職業について不平を言う人に、あなたは毎日、少なくともひとりぐらいは出会うだろう。そして、その人の言い分は、いつでも十分もっともだと思われるだろう。どんなことでも文句をつけられるものだし、なにも完全なものなどないからだ。
Alain( Emile-Auguste Chartier) Propos sur le bonheur
本日もありがとうございました。21時まで、開けていて良かったです。
僕の淹れたコーヒーで暖まってもらえたと思いますし、久しぶりの方の元気な顔を見ることもできましたから。
寒くて、雪の降る日でもお越しいただけて、嬉しい限りです。
いつからでしょうか、雪の日にため息つくようになったのは。
雪が降れば喜んでいた頃があったのです。楽しかったりワクワクしたり、そういうものだった気がするのですが。
雪だけではなくて、多くの物事が、面白きこととして見えていた筈なんです。
気に入らないところ、つまらないところが全くないなんてことはあり得ません。気になって仕舞えばそこによく目が行きます。
そんな所に焦点を当てるよりは、まぁまぁ楽しいなというところだったり、案外出来ているかなというところだったり、そういう所を見て、自分の評価をそんなに下げないでいられたらいいなと思います。
全て充足して足りているなんてことないですから。
幸いなことに、僕は今の仕事や関わっている人たちに対して、大して不平はないのです。
「大してない」ですから、無いわけではない訳ですが、そんな訳で然程気にせず楽しんでいる訳です。
コーヒーも存分に楽しんでいますので、ぜひ味わいに来ていただければ。
明日も10時から、ゆっくり過ごしていただければと思います。
雪は…降らない方がいいですが。
#unit_coffee_stand
