2026.02.01

.中央にとっては周縁かもしれないけれども、彼らにとっては、その文化は彼らの生活のある意味で中心である。島村恭則・畑中章宏・...


中央にとっては周縁かもしれないけれども、彼らにとっては、その文化は彼らの生活のある意味で中心である。
島村恭則・畑中章宏・中村裕太 オルタナティブ民俗学

今日 @hanamizukibs にて買った本。まだちゃんと理解はしてないでしょうけど、刺激的。

そこに住み、自身の文化として享受しているものも、他の視点では、時には特殊だったりするもの。

福島市の中心を福島駅前と捉えるとunitのある森合は古くは市街地の周縁。

今でこそほぼ中心市街地ですが、昭和期は市街地の範囲も狭く、昭和30年頃には都市の広がり方からすると小規模の工場や倉庫を建てるのに森合は最適だったようです。

さらに福島市は重工業の町ではなく、立地や歴史的にも金属加工や農産物関連、食品加工、印刷など軽工業・家族経営的な工場が多い街。

なので当時は大規模な工業団地などよりも、市街地近くに立地する方がメリットが多かったそうです。

森合や八島町付近に古い小さな工場や倉庫が残っているのはその名残。

平成になる頃には福島市街が拡大して来て、森合周辺は完全に住宅地化されました。

多くの工場は移転や廃業の選択に迫られましたが、コストの問題や創業者の代替りに伴っての相続の問題などに直面した訳です。

その結果、住宅地の中に唐突に古い工場がそのまま残っているという独特の街の風景が生まれたようです。

日常の景なので、あまり特徴として気付いている人は多くないかも知れませんが、ちょっと違和感のある風景として外から福島に来た僕の目には前から留まっていました。

工場ですから比較的広く、高天井で、柱が少ない。開放的に使えます。そもそも音や匂いに耐えるし、搬入などもしやすい。

古い工場だとモルタルやコンクリート、配管などの無骨さもメリットとなりそうです。

唐突に現れる住宅地の特殊な空間。使われずに打ち捨てられた工場跡。

今となってはその地域を活性化することができる可能性を秘めた、地域の良質なストックだと思います。

長年使われていなかった建築が再生され、人の流れが生まれ、人が集う場所となる。

これは森合という地区の価値の向上と良さの再発見に繋がると思いますし、福島市全体のメリットにも繋がると思っています。

色々語っていますが、要は新たなロースタリーとして始められる場所を探していまして、もはや物件探しが趣味の人のようになっています。

周縁から中心へと、エッヂから良きものを発信していく。そんな場所が作れると良いなぁ…なんて…ちょっと思ってみたり。

お前如きが言うなよというのは無しでお願いします(笑)

明日は10時から。きっとのんびりと過ぎていく気がします(笑)



#unit_coffee_stand #リノベーション #空家問題

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