2026.04.16

.焙煎を終え、外に出ると、甘やかで甘美な、でも少しだけ寂しくなるような微かな香りが、ふと鼻先を通り過ぎます。それがあってい...


焙煎を終え、外に出ると、甘やかで甘美な、でも少しだけ寂しくなるような微かな香りが、ふと鼻先を通り過ぎます。

それがあっているのかどうか、分からないのですが、月桂樹の花でしょうか。

アポロンの求愛から逃れるため、その身を月桂樹に変えたダフネ。アポロンは永遠の愛の証として月桂冠を作り身に付けたそうで…。

「一度愛されてしまえば、愛してしまえば、もう忘れることなどできないんだよ」
夏目友人帳 第2話

神は人の敬によりて威を増すとのことは「御成敗式目」にあります。

小さなお社に住まう小さき地の神は、信仰を失えば消えゆく存在。

信仰心などというような大層なものではなくとも、自然と手を合わせ首を垂れることを日課に。

今日はいつもと違って、その姿をじっと見つめられ続けました。何するものぞと言わんばかりに。

信仰する者がいなくなったとしても、その想いは神とて忘れられるものではないのかもしれません。

その身が消えてしまうとしても、自分を愛してくれた者がいたのなら、その繋がりや想いは消えずにあり続けるのかもしれません。

2分20秒の抽出で生まれる240gのコーヒーの香り。

それももしかすると、甘やかな気持ちを思い出させてくるることがあるやもしれません。

明日も10時から。お待ちしてます。



#unit_coffee_stand #夏目友人帳 #月桂樹の花

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