「重要なことは、単純な言葉に感動することです。私の文体はまだ完成していません一人工的すぎるのです」
Lafcadio Hearn 1893年2月18日付の友人チェンバレンへの手紙より
ラフカディオ・ハーン=小泉八雲の「怪談」は、古来から伝わる日本の怪談を独自の感覚と美的センスで文学として昇華させています。
それは極めて平易な英語で記述されています。
「平易である事」は単純ではなく、徹底的に無駄を削ぎ落とした文学的昇華であり洗練された文体なのです。
「文章の神様」と呼ばれる志賀直哉は「稲村雑談」において、
「文章を書く上に一番参考になったのはハーンではないかとも思ふ。あの一種単純な書き方など、学ぶところがあったと思ふ」
と述べています。
志賀が「単純」と言ったとき、それは稚拙という意味ではなく、余計なものを削る、事物をストレートに捉える、文体を透明にするという意味だと解します。
志賀直哉のあの文体の「透明さ」の源流にラフカディオ・ハーンの一種の単純さがあると考えるととても面白いのですが、それは僕にだけ面白いのかもしれません。
μMさん @myum.2021 でコーヒーとケーキをいただきながらダラダラとコーヒー話しでだべり、
江戸政さん @edomasa_fksm でお寿司をいただきながら大将や奥さんにダラダラ話しかけただけの一日。
お腹いっぱいなのに持ち帰りの茗荷の味噌巻きなどつまみつつ、志賀直哉と小泉八雲という関連性のなさそうな文学を繋げて遊んでました。
コーヒーもケーキもお食事も、装飾や説明を極力配して、そのものに語らせる。
明るく爽やかな装飾的な店ではなく、ある種ストイックで、思考を邪魔しない空間。
そんなお店を今後作っていきたいなぁなんて考えました。
今日の過ごし方で、ナゼそう思ったのか分かりませんが…
明日は10時から、いつも通りに明るいであろう店内で、必要とあらばしっかり説明いたします…。
お待ちしてます。
#unit_coffee_stand #小泉八雲 #志賀直哉
