Sun uskos se juuri on totuutes.
Eino Leino 「Hymyilevä Apollo」(Smiling Apollo/微笑むアポロン)
(真実であれ、幻想であれ)心から信じるなら、それがあなたの真実なのだ。
フィンランドの詩人、エイノ・レイノの『微笑むアポロン』の一節。
Sun = あなたの
uskos = 信じること・信念
se juuri on = まさに〜である
totuutes = あなたの真実
フィンランドの言葉は全く分らないけれど、こんな感じ。
詩集全文なら英訳。日本語ならフィンランド文学を紹介したアンソロジーを参照されると良いかと。
フィンランドの文学と聞くと、まず浮かぶのはムーミンのトーベ・ヤンソン。
けれど、フィンランドには彼女以外にも、人の内側にあるものを見つめ続けた文学や詩がある。
今日、フィンランドから一人の女性が訪れてくれた。
彼女の日本語は挨拶程度。こちらも英語は最低。
なので美術館で草間彌生展を見てきたこと、旅のこと、ほんの少しの会話。
それでも彼女が過ごしてきた時間が感じられた。
フィンランドは、世界でも有数のコーヒー消費国。
北欧には素晴らしいロースターが数多くある。
フィンランドもヘルシンキのKaffaや、「Nordic Best Roaster」を受賞した Good Life Coffeeなんかは有名。
クリーンで甘く、毎日の中に自然と溶け込むようなコーヒーを作るロースター。
派手さではなく、静かに日常に続いていく一杯。
森の中にいるような静けさ。湖面のような穏やかさ。
フィンランドの文化には、どこか日本の感覚と重なる部分があるように感じる。
あなたの信じるものがあなたの真実である。
コーヒーにも、いくつかの価値観がある。けれど、そこに絶対的な答えがある訳ではない。
何を美しいと思うか。
何を心地よいと思うか。
その感覚こそが、その人にとっての真実。
誰かの正解ではなく、自分の中にある小さな確信を大切にすること。
夏の暑さの中でも、すっと飲める。
毎日の時間にそっと寄り添う。
そんなスペシャルティコーヒーを、明日も10時から。
