2026.08.17

.絶望の後にあるのは肯定。まぁ、絶望することなんてそうはないですけど。だから、肯定するなんていう優しさも、絶望と同じくらい...


絶望の後にあるのは肯定。

まぁ、絶望することなんてそうはないですけど。だから、肯定するなんていう優しさも、絶望と同じくらい、そうそうない。

ただ、疲れたなぁと思うことはあって。

「when this joke is tired of laughing
I will hear the promise of my Orpheus sing」
David Sylvian「Orpheus」
『Secrets of the Beehive』(1987)

(この人生という冗談に、笑うことすら疲れてしまったとき、オルフェウスが歌う「まだ終わってはいない」という約束を、きっと僕は聴くだろう。)

人生なんて、いい加減、笑うことすらできない冗談のようなものです。

それでもやっぱり立ち止まりたくはなくて、大なり小なり、何ができるかを考えています。

ギリシア神話のオルフェウスは、愛する妻を冥界から連れ戻そうとします。

彼は美しい音楽を奏で、冥王ハデスの心をも動かします。

「地上へ戻るまで、決して彼女を振り返ってはいけない」

そんな条件を与えられ、オルフェウスは妻を連れて地上へ向かう。

けれど、もう間もなく地上というところで、オルフェウスは不安に耐えられず、振り返ってしまう。

冥界から取り戻そうとした愛する妻を、自らの不安によって、また失ってしまう。

失ったものを取り戻すことはできない。

それでも、オルフェウスの歌は続いている。

生きることとは、答えを得ることではなく、学び続けることなんだと思います。

取り戻す物語ではなく、失う物語。

ただ、失っても「まだ終わりはしない」という美しい歌は続きます。

まだ何も解決していない。でも、それでも明日はある。

ここには、否定できない「明日」という美しさがあると思います。

今日は朝からバタバタして、いろいろ至らず。

それでも少しだけ今後のことを話してワクワクしたり、焼いた豆を、焼いた分だけお買い上げいただいたり。

良いことも、そうでもないことも、どちらも。

そうして続いていくのでしょう。

明日も10時から。

終わることなく、当たり前に続いていく今日があります。

それは、美しいことです。
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