2026.08.25

.「一脈の静寂」窪田空穂は「秋の第一日」でそう表現しています。暑さ、気怠さ、そういう夏の勢いはまだ残っているのです。け...


「一脈の静寂」

窪田空穂は「秋の第一日」でそう表現しています。

暑さ、気怠さ、そういう夏の勢いはまだ残っているのです。

けれど、暑さそのものの中に、夏の終わりを感じます。

昔から、夏には何処か寂しさを感じます。

── 暮れて行く空と、四辺の静けさに包まれてゐると、私は閉め出されたやうな、行く所の無いやうな、染々とした哀愁を覚えて来た。
窪田空穂 『秋の第一日』

それは、夏が終わるから寂しいのではなく、終わりが近づいていることを、夏そのものの中に感じてしまうから。

終わりに近づく季節。

そうは言っても、うんざりする蒸し暑さはまだ続くようです。

冷たいコーヒーでも如何でしょうか。

変わらず10時から。お待ちしています。
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