2026.10.10

.赤赤しい夕焼そのしたにぎつしりつまつた街と家家それを見てゐるとつかれてくるそこからなにが映つてくるか室生犀星「未完成の...

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赤赤しい夕焼
そのしたにぎつしりつまつた街と家家
それを見てゐるとつかれてくる
そこからなにが映つてくるか
室生犀星「未完成の詩の一つ」

秋の夕景は、景色を見ているはずが、いつの間にか自分の内を見ていることがあります。

誰そ彼と問いたくなる時間帯には、名をつけられない寂しさに、そわそわすることがあって。

それは昼間の賑やかさが、ふと消え去るからなのでしょうか。

夕景が美しければ美しいほど、なぜか心が疲れてしまうこともあります。

コーヒーは限りなく澄んでいて、そこに苦味はなく。

どんな時にも、香りと温度は、自分を今と繋いでくれます。

夕景に音が戻ります。

窓にもたれて自分はそれをきいてゐる
室生犀星「未完成の詩の一つ」

明日僕は東京ですから、お店はお休みです。喧騒に潰れないように歩きます。
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