2026.07.16
#80【代表ブログ】安易に「寄り添う」とは言えない。言葉の壁と凸(デコ)が「伴走」にこだわる理由
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
本日は、
私たちが毎月第2土曜日に開催している
「凸(デコ)風にアレンジした当事者研究」
の取り組みと、そこから見えてくる私たちの
「支援のあり方」についてお話ししたいと思います。
◆悩みに名前をつける。デコ風「当事者研究」と外在化
一般的な当事者研究と、
デコ風にアレンジしたものの最大の違いは、
「より自分自身の深掘りができる仕組み」にしている点です。
その中で一番大切にしているのが、
悩みを「外在化する」という作業です。
頭の中にモヤモヤと存在している(内在化している)
悩みに「名前」を付けることで、
悩みを自分の外に引っ張り出し、
客観性と多面的な視点を持ってアプローチできるようにしています。
◆言葉が違うと「見えている世界」も違う
悩みを言葉にして深掘りしていく上で、
私たちが常に意識しなければならないことがあります。
それは、
「同じ言葉を使っていても、
人によって見えている世界(捉え方)は違う」ということです。
例えば、
ロシア語には日本語の「青」に当たる単語が1つではなく、
「明るい青」と「暗い青」の2種類が存在します。
そのため、ロシア語を話す人は、
私たちよりも「青」に対する感覚が2倍強いと言えるかもしれません。
また、生まれつき目が見えず、
触覚だけで「球体」や「立方体」を理解していた方が、
ある日突然目が見えるようになったとしても、
視覚だけでそれが「球体」や「立方体」と瞬時に認識する
ことはできないのではないか、と考えます。
このように、言語や文化、これまでの経験によって、
言葉の意味や認知の仕方は一人ひとり全く異なります。
◆安易に「分かったふり」をしない支援者の覚悟
私たちが日々の支援の中で「話を聴こうぜ」
と格闘しているのは、まさにこのためです。
相手が使っている言葉の意味は、
自分の捉え方とは違うかもしれない。
だからこそ、
その背景までしっかり想像し、
理解しようとする姿勢が、私たち支援者には問われています。
福祉のホームページなどを見ると、
「利用者に寄り添います」という言葉をよく見かけます。
他の事業所さんはそれができているのかもしれませんが、
私たちは「言葉の背景にある違い」の観点からみると、
簡単に「心から寄り添えます」とは口が裂けても言えません。
◆「寄り添う」のではなく「伴走する」
安易な共感は「寄り添う」のではなく、
分かったふりになってしまいます。
分からないからこそ、対等な立ち位置で
「一緒に歩いていこう」
「一緒に考えていこう」という立ち位置を保つこと。
それが、凸(デコ)が「伴走する」という言葉を使っている理由です。
土曜日の当事者研究に戻りますが
外在化すれば
全ての悩みが魔法のように解決する
わけではありません。
私たちは考え方の一つとして、
一緒に悩みと向き合う時間を提供し続けます。
「自分の悩みをどう言葉にしていいか分からない」
「対等な立場で話を聴いてほしい」
という方は、ぜひ福島市就労支援凸(デコ)にご相談ください。
微力ではございますが
私たちは全力で「伴走」します!
◆ 福島市就労支援凸(デコ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
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福島市就労支援凸
フクシマシシュウロウシエンデコ
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〒960-8034 福島県福島市置賜町1-29 佐平ビル803
TEL:024-572-6310
FAX:024-572-6313
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