子どもの国語力を伸ばすには、読書感想文が最適である理由②「本を“最後まで読む”ということ」後半 | 学研教室／福島おおたまち教室・大森教室 | 福島市・幼児教育・学習塾・個別指導

小学生を持つ保護者にとって、夏休みと“課題”は切っても切れないもの。
毎年、夏の終わりの風物詩と言わんばかりに、宿題に追われる子どもを見てきたママ・パパもきっと多いはず。
今年こそは、読書感想文の書き出しから書き方のコツまでをしっかりマスターして、早めに課題を終え、余裕を持って新学期を迎えましょう！

お子さんが、読書が苦手だったり飽きやすい場合は、その日読んだ中で一番心に残った場面を、箇条書きで書き出してみるように促してみてください。
読書中、気になった箇所をペンでチェックしたりメモしておくと、読了後にその部分を読み返すだけで、自分がその時興味を持った内容が頭に浮かび、瞬時にその時の場面や感動を呼び覚ますことができます。
例えば、『ハリーポッターと賢者の石』を読書感想文の本に選んだ場合、ハリーが初めてダイアゴン横町へ足を踏み入れたシーンなど、主人公と一心同体になったような気持ちで、魔法のつえを手に入れた時の嬉しさや高揚感を、感じたその時に書き留めてみることが大切なのです。
また、本の挿絵や写真などを見ながら物語の情景を頭に描けるようになると、読解力だけでなく、将来図形問題などにつながる豊かな想像力（イメージする力）も身につけていくことができます。