【まとめ】子どもの国語力を伸ばすには、読書感想文が最適である理由「文章を“書くコツ”を覚える」 | 学研教室／福島おおたまち教室・大森教室 | 福島市・幼児教育・学習塾・個別指導

小学生を持つ保護者にとって、夏休みと“課題”は切っても切れないもの。
毎年、夏の終わりの風物詩と言わんばかりに、宿題に追われる子どもを見てきたママ・パパもきっと多いはず。
今年こそは、読書感想文の書き出しから書き方のコツまでをしっかりマスターして、早めに課題を終え、余裕を持って新学期を迎えましょう！

読書感想文を成功へ導くカギは、何と言っても書き出し部分の良し悪しです。
文章の書き出しで読む人の心をつかむ書き方ができるか否かで、その後の文章の流れが決まってきます。あとは事前に用意しておいたメモに従って文章を作成すれば、今までとはちょっと違う、ステキな文章になっているはずです。
読書感想文の書き出しの代表的なものには、大まかに２通りあります。

①最初にある程度のあらすじや全体像を紹介してから感想に入るタイプ。
②冒頭に読後の感想から書いていくタイプ。

の２種類です。後者はある程度の文章能力が必要となるため、小学校中～高学年向きになります。

前回の紹介の中で②冒頭に読後の感想から書いていくタイプ。を選んだ場合方法を使って『ガラスのうさぎ』で読書感想文を書く場合は、
「私はこの本を読んで、戦争の恐ろしさをあらためて実感しました。」
「この本を読み終えた時、私の家族に対する思いは、変化していました。」
など、自分の感情をまず先に出すことで、読む人の心を惹きつけていきます。
その際、読む人が「どうしてそう思うようになったのだろう」と疑問を抱いてくれたら、もうこっちのものですね。
あとは簡単なあらすじを加えながら、箇条書きのメモを参考に印象的なシーンの感想や意見を述べていけば良いのです。
このように、読書感想文は本を「選ぶ・読む・書く」のコツさえつかめば、スムーズに取り組むことが可能となり、より素晴らしい文章が構築されていくのです。