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福島市 趣味の集い

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東北へのまなざし 1930-1945

東北へのまなざし 1930-1945
太平洋戦争へと傾斜していく1930年代は、一方で昭和モダンとよばれた都市文化が爛熟しました。写真を多用した新たな視覚文化や、インターナショナル・スタイル建築、シュルレアリスムなどの前衛絵画が台頭し、革新と伝統、都会と地方といった両極を揺れ動いた変化の時代だったのです。
 この頃、先端的な意識を持った人々が相前後して東北地方を訪れ、その土地の建築や人々の生活用品に注目し、これらを記録、蒐集、展示などを行いました。1933年に来日した建築家ブルーノ・タウト、1926年以降本格的に民藝運動を展開した柳宗悦、1940年に来日したシャルロット・ペリアンなどは、そうした人々の一例です。
 また、こけしや郷土玩具への関心も飛躍的に高まり、それらを収集、紹介した武井武雄、山内神斧らの活動も注目されます。さらに「考現学」の祖・今和次郎や『青森県画譜』を描いた弟の今純三、東北生活美術研究会を主導した吉井忠などの東北出身者たちも、故郷の人と暮らしの貴重な記録を残しています。
 この展覧会は、東北に向けられた彼らの複層的な「眼」を通して、後進的な周縁と思われた東北地方の豊かな文化のありようを、400点をこえる作品資料により確かめてみたいと思います。

●公開対談「アウト・オブ・民藝 東北へのまなざし編」
 日時:2022年6月25日(土) 14:00-15:30
 講師:軸原ヨウスケ氏(デザイナー)×中村裕太氏(美術家)
 会場:美術館講堂 *聴講無料

●ギャラリートーク
 日時:2022年6月12日(日)、7月1日(金)
 いずれも14:00-15:00 *企画展示室入口集合、本展観覧券が必要です。

●関連ワークショップ「こけしの源流を想像して、こけしに絵を描こう」
 日時:2022年6月26日(日) ①10:00-11:30、②14:00-15:30
 講師:軸原ヨウスケ氏(デザイナー)
 会場:美術館実習室 >> 受講お申し込みはこちらから
 *こけしの模様は、系統により、さまざまな伝統模様があります。それを紹介しつつ、模様を応用した絵を楽しく描いてみましょう。


駐車場あり(※県立図書館と共用で150台分。無料。大型バスは12台駐車可)
開催日 2022.06.11 、2022.06.18 、2022.06.25 、2022.06.30 、2022.06.29 、2022.06.28 、2022.06.27 、2022.06.26 、2022.06.19 、2022.06.20 、2022.06.21 、2022.06.22 、2022.06.23 、2022.06.24 、2022.06.17 、2022.06.16 、2022.06.15 、2022.06.14 、2022.06.13 、2022.06.12 、2022.07.10 、2022.07.03 、2022.07.04 、2022.07.05 、2022.07.01 、2022.07.02 、2022.07.06 、2022.07.07 、2022.07.08 、2022.07.09 、2022.06.10
時間 9 : 30~17 : 00
場所 福島県立美術館
住所 〒960-8003 福島県福島市森合西養山1番地
参加費 一般・大学生  1,000円ほか
募集人数 特になし

MAP開催場所

お問い合わせ 福島県立美術館
〒960-8003 福島県福島市森合西養山
TEL 024-531-5511(9 : 30~17 : 00)
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