画像1

画像2

画像3

ギャラリー

更年期障害について

更年期とは?

閉経を挟んだ前後の約10年間を更年期と呼びます。閉経の平均年齢は約50歳ですが45~60歳と個人差があるため、更年期と呼ばれる時期は比較的長めに設定しておくとよいでしょう。35歳を過ぎた頃からだんだんと月経周期が早くなり、月経周期にムラが出始めるのが閉経の4~5年前からで、最終的に1年以上月経が来なければ閉経です。ただし、心理的なショックな出来事などをキッカケにピタっと月経が止まってしまうこともあります。



ちなみに、2022年7月に発表された厚生労働省の更年期症状・障害に関する意識調査では、「医療機関の受診により、更年期障害と診断されたことがある/診断されている」女性の割合は40~49歳で3.6%、50~59歳で9.1%という結果だったようです。また、「診断は受けていないが、更年期障害の可能性がある/あった」という女性は、40~49歳で28.3%、50~59歳では38.3%に上ることがわかりました。


 

症状(イライラ、冷え性、腰痛など)

原因は、以下のような順番を辿るといわれます。
通常、脳(視床下部・下垂体)は卵巣に対して女性ホルモン(エストロゲン)分泌を促す命令を出すことで調整を行います。更年期になると脳がエストロゲンを増やすように卵巣に命令を出したとしても、うまく分泌することができなくなります。しかし、脳は卵巣に対して命令を出し続けるため、周囲にある自律神経や感情の中枢などの調節がうまくいかなくなってしまい、さまざまな不調が心身に現れます。

 

女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少からくる症状

減少そのものによる症状 皮膚や喉の渇き・不妊・関節痛・しびれ・手指の痛み・息切れ・尿漏れ・むくみ・月経異常など
減少を補助しようとすることによる症状 ホットフラッシュ・寝汗・肩こり・頭痛・眩暈・腰痛・体重増加・胃腸症状・PMS・精神症状など

この女性ホルモン減少を補おうと働くのが、自律神経であり、では、自律神経とは?
更年期症状の「発症」に関わるとされる自律神経は、循環器(心臓など)・消化器(胃など)・呼吸器(肺など)といった器官などの活動を調整する神経です。これは、自分の意志で動かすことはできません。自律神経が乱れてしまうと、伴って女性ホルモンをはじめとするホルモンバランスや代謝が悪くなり、イライラしやすくなったりします。 
 
  
つまり、更年期は誰でも生きていればその時期が来ますが、症状に日常的に悩む方と悩まない方がいらっしゃいます。その違いには自律神経のバランスが大きく影響します。
 
①  気質(物事の考え方・捉え方)
完璧主義の方や真面目な方に更年期症状が出やすいと言われています。20~30代のホルモンに支えられて無理ができた年代と同じ心構えで生活していると、日常の出来事への捉え方や人との関り方などが症状を強める引き金になる可能性があります。
②  環境要因
気質関係なくても、40~50代は仕事も家庭も責任ある立場になることが多い時期です。
昇格と後進育成・子供の思春期や受験・親の介護や死別などではこれまでに経験してこなかった新たなストレスを作りやすい上に、若いころと違って気軽に他人に甘えることができない方が多い印象です。

 

注意したい30代の更年期障害

現代プレ更年期という言葉や若年性更年期障害といった言葉もちらほら聞かれるようになりました。35歳前後で月経不順になって婦人科を受診したら、卵巣の機能低下を指摘されるというケースです。こうしたケースの方はさらに、本格的な更年期に進む前にケアを開始していくことがおすすめです。

大切なことは、更年期は年齢だからどうしようもないことで我慢すれば時間が解決してくれる問題ではないということ、逆に言うと状態を受け入れて適切なケアを気づいた時から始めていくことで症状は緩和されたり、気付いたら消えていたということは有り得ることなんです。

 

当店で出来ること

当店の大きな更年期サポートにおける役割の1つは「婦人科医療と当事者を繋ぐこと」です。
必要に応じて、婦人科の受診と併行していただくこともご提案しながらサポート致します。



また、当店のもう1つの役割は、更年期のネガティブなイメージを変えていくことです。
更年期という状況を受け入れないがために、適切な対応が遅れてしまうことは、とてももったいないことだと感じます。
なぜなら、これまでの活動量・活動方法を見直さないと、そのままでは危険だよという身体からのSOSを無視して前に進むことになるからです。
理学療法士として、総合病院や高齢者施設で勤務していたころ、とにかく関節痛や変形が著しい高齢女性を多く見てきました。
あなたはどんな風に年齢を重ねたいですか?
そして、当店の最大の役割は、「細胞レベルで元気になるお手伝いと身体の土台骨盤ケア」です。
ホルモンも自律神経も姿勢も痛みなどの症状そのものも結局は、自己治癒力の衰え(老化)が原因です。これは年齢だけの問題ではありません。若くても生活の状況次第では老化現象が早く起きてきます。各種臓器に対しての緊急処置は病院でしかできませんが、モグラたたきのように症状が出たら叩く方法は「更年期障害」には適していません。
なぜなら、更年期障害は急性症状ではなく慢性的な症状であり、症状が作られる背景を知って対策をしなければ、繰り返す症状に悩み続けるからです。

 
当店は更年期障害の症状を緩和させるためのケアと症状を根本から出しにくくするアンチエイジングケア両方をご提案することができます。
 

①  症状を緩和・悪化予防のためのケア(自律神経をサポート)


・自律神経整体
・温活(よもぎ蒸し)
・骨盤底筋エクササイズ

筋肉骨格を解すだけでなく、自律神経に働きかける整体を行い、よもぎ蒸しと共に行うことで体温を上げ細胞の活性化を図ります。そのうえで、女性理学療法士だからお伝えできる運動解剖学に基づく骨盤底筋エクササイズで生殖器の血流を促すことで機能向上を図ります。

 

②  アンチエイジングケア(ホルモンを自前で補うサポート)


・分子栄養学という科学的根拠のある栄養サポート
・心理カウンセリング

ホルモンは食べたものでできていますので、食生活を起点に生活習慣を見直しておくことで、ホルモンの著しい減少を緩やかにします。
また、自律神経が緊張モードになることで、自然に女性ホルモンが働くことを邪魔しますので、食事や運動などをしっかり行っても効果を感じにくくなります。そのため、自律神経を緊張モードにしないための心理カウンセリングも必要に応じて併用します。

「更年期」において一番大切なことは、「まだ大丈夫!」と自分を後回しにして一人で抱え込むことです。更年期は誰でも通る道で、ご自身の変化をネガティブでもポジティブでもなく俯瞰して捉えて適切な対応を早くから知ることで、日常の快適さを得ることができます。
ひとりで頑張り過ぎず、あなたと同じように悩んだ人達を沢山サポートしてきたLUANA body therapyで一緒にケアしませんか?


ご自分でこのメニューをやる!と決めて進めると良いですが、まずは整体体験にて現状をご相談いただくと解決がスムーズです。
ご注意事項
更年期はホルモンバランスや自律神経のご状態・生活習慣などが深く関与しており、1度だけの整体ではよい状態をキープすることは難しいため、心身のご状態を丁寧にお聞きし、あなたに合ったサポート計画が必要になると考えております。 そのため、こちらのコースに関しては、ご自身でメニューをお決めになってのご来店ですと体質やご体調によりご遠慮いただく場合があります。初回はオンラインでの無料個別相談または整体体験会をご利用ください。
 
更年期障害についてもっと見る