「面白き、こともなき世を、おもしろく…」
高杉晋作 辞世
長く生きていれば、飽きてくることも多いです。若い頃のような熱量を持ち続けるのは難しく。色々なモノゴトに飽きて熱は冷めて来る。
歳を重ねるごとに人生は面白くなくなるのは確かに真実。
したり顔で、「そんなものだよ」と物分かり良くいたり、「そんなことも分からないのか」と小馬鹿にするようなことも。
大人になればなるほど、ますます世界は面白味を無くしていく。
ただ幸いにも(不幸な事に?)コーヒーへの熱量は冷めやらず。
年甲斐もなく、豆を前に叫んでみたりしています。どこかの若い彼とあまり変わらずに…
さて…面白く無くなってきたこの世界を、どれほど面白く生きていけるか。つまらない世の中を面白くするのは自分の心次第。
「下の句に苦吟していると、看病していた野村望東尼が、「住みなすものは心なりけり」と詠んだ。
高杉はうなずき、 ・・・面白いのう。 と言って静かに眠った。
それが高杉の最期であった。」
司馬遼太郎 「竜馬がゆく」
さあ、あなたはこのつまらない世界をどう面白くしていきますか?
明日もまた、開いておりますので、面白きコーヒーの世界を楽しみにお越しください。
Aricaとしてランチもあります。いつも通りのコーヒーやスイーツもお楽しみください。
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