完全な機械というものはない──言い方を変えれば、機械の不足分を人間が補うことで、道具と人間が深く関与し合ってきた。どんなに文明が進んでも、人間が要らなくなることはない。
六田登 F (エフ) 26巻
今日はスローペースでしたが、結局のところ、お客様は誰かしら店内にいらっしゃるまま閉店まで。ゆるりとしたペースも良いものです。
午前中はそもそもお客様は少ないことも多く、10時のオープン時でも焙煎しているということもあります。
焙煎では気圧や気温の変化、湿度、豆の水分値や品種、大きさや形状…焙煎に関する変数は案外多く、オート機能のようなものは使ったことがありません。
たぶんブレが大きくあまり使えないかなと勝手に思っています。そもそも同じ豆でも1バッチ目と2バッチ、3バッチ目でも変わってきます。と言っても僕はそれ程気にしてなかったりもしますが。
焙煎機はPCに繋がり常にデータをロギングしてくれます。そのログは貴重なデータになりますし、その時の気温や湿度、室温なども記録しています。
ですが全く同じ条件が揃うことはありませんので、あくまでもデータは参考。その時々の違いによってプロファイルは変化します。
一定に出力する機械に、変動する項目の影響を加味して操作し補う。
どれ程よい焙煎機を使っても、それは変わらないのではないかと…使ってみてですけど。
まだ、予定はないのですけど。構想…妄想…は常に。
明日はいつも通り10時から18時まで。今日と同じくゆるりとお待ちしております。
#unit_coffee_stand