人間はその生涯にむだなことで半分はその時間を潰している。それらのむだ事をしていなければいつも本物に近づいて行けないことも併せて感じた
室生犀星 杏っこ
半分どころか、大半はむだだったりします。そんなものでしょう。
目標だとか目的だとか、何か使命、ミッションみたいなものに向かって直接対峙することなんて正直そんなにないです、僕の場合は。
成果だとか評価だとか、そう言うもの、対外的に認められたいという自己顕示欲みたいなもの、そういう軸で見れば大概は正にむだでしょう。
他者から認められるのは嬉しいことでしょうから、大事ではあるのでしょう、たぶん。
ただそればっかりじゃぁ、なんか自分的にカッコ悪い。人からどう思われるかの基準では面白くないです。
自分がやれる事だとか、もしあればやりたいことやってみて、上手く行ったり行かなかったり。
そういう試行錯誤だと考えればむだというよりも本質を見るための足掻きで、面白くもなるかと。
人生の大半は足掻いて、踠いて。側から見ればむだなことも、結構面白いかと。
グダグダにむだだらけで生きているようでも案外いいものです。
今日もぐだぐだな一日を過ごしたけれど、いい豆焼けたし、コーヒーも淹れられたし、スイカも美味しかったし、カッサータやたらと褒められたし、勢い込んで作った茄子のボロネーゼも感じ良く。
作りすぎて、とんでもなく余ったソースをむだにしないように、明日も明後日も何かに利用します。
お店では出ません。
明日も10時から18時まで。ゆるりとお待ちしております。
#unit_coffee_stand