2025.09.09

今ではいつの頃だったか覚えてはいませんが秋だったのでしょう。葡萄の実が熟していたのですから。天気は冬が来る前の秋によくあるよ...

今ではいつの頃だったか覚えてはいませんが秋だったのでしょう。葡萄の実が熟していたのですから。天気は冬が来る前の秋によくあるように空の奥の奥まで見すかされそうに霽わたった日でした。
有島武郎 一房の葡萄

無花果を煮込んでいるところに美味しい葡萄とワインの情報を頂きまして、手に入るのなら巨峰と白ワインのグラニテなんかいいかなと、無花果決まってないのに考えていました。

無花果…まだ未定なのにも関わらず、こちらは赤ワインで煮込みました。

山形産のヤマソーヴィニョン、メルロー、ベリーA、カベルネ・ソーヴィニョンなどをブレンドした赤ワイン。

タンニンが柔らかく、酸味も程よいけれど骨格のあるワインです…デイリーに飲める新潟のワインです。

無花果の感じを台無しにしないように選んだワインとそこに加える糖はギリギリ。そしてシナモンを少しばかり。

大人味です。どうするか、本当に未定です。たぶんレアチーズケーキなんですけども、無花果を如何するか…。

話しは変わって晩ご飯。本日は無駄に手間と暇をかけたラーメンを。先週から北寄貝で出汁白醤油を作っていたので、それを使ってみました。

チャーシューに見えるのは鰹節。色が悪いのはチャーシュー(笑)ねぎに見えるのはセロリで、胡椒に見えるのは山椒です。山椒はミルで挽きました。それと相馬のあおさにメンマ。

北寄貝のコハク酸に鰹節でイノシン酸酸。セロリなどでグルタミン酸。コハク酸は強すぎるとえぐみにつながりますので、さらりとと使用します。

全てさらりと使う事で、相乗効果が産まれます。ベースの味は野菜出汁の塩スープです。

コーヒーと合う無花果、葡萄。ラーメンほど手間をかけずに美味いやつ…およそ逆ですか。お店に手間暇かけましょう。

明日はいつも通り10時から。ゆるりと18時までお待ちしてます。

なお11日の木曜日は急遽お休みとなりますので、ご足労なきように。

秋になるといつでも葡萄の房は紫色に色づいて美しく粉をふきますけれども、それを受けた大理石のような白い美しい手はどこにも見つかりません。
有島武郎 一房の葡萄

美しいスイーツ作れないんですよ…。



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