気体と液体の境界がなくなり、両者が区別できなくなる物理的状態の限界点のことを臨界点と言うそうです。
抽象と具象の混淆、お二人の作品を年を追って観るとその変化が感じられます。
シュルレアリスム、コラージュ…福島から、日本を代表するその方面の画家が生まれていることをあまり良く知りませんでした。
アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表して、理性による抑制を排除し、美や道徳といった先入見から離れた表現を標榜したのは1924年。
フロイトの精神分析学における意識と無意識という概念に端を発しています。
この辺の話ってすごく分かりにくいです。
フロイトの技法を簡単にいうと「そいつが分かってる事を聞いて、うんうんそだね分かるよ〜って共感してたって解決なんかしないよ。その話から無意識にどこかに押しやっちゃった出来事に気が付かないと悩みは解決しねーよ」っていうカウンセリングの技法です…たぶん。
フロイト的には無意識が投影される映像が夢。だから分析するわけです。
人間の「無意識にこそ、本質がある」と考え生まれる作品がシュルレアリスム。なので夢は大きなキーワード。色々ぶっ飛ばしすぎですが。
大事なのは、夢と現実の入り混じった光景をすべて「許す」という立ち位置。
自分と違う考えと出会ったときに「いやそれ違ってるよ」と否定しがちです。
シュールという言葉尻で、馬鹿馬鹿しい非現実と受け取りがちですが、「ちょースゲー現実」という受け取り方が正しいかと。
あくまでも現実であり受け入れるべきこと。現実と超現実の「臨界」なのでしょう。
シュルレアリスムは色々な表現出し切ったから奇抜なことやってやろうではなくて、自分と反対の考えを含めてすべて「許す」という姿勢から、あらゆる表現が生まれています。
「いいんじゃね?」という姿勢は感じ良くていいです。
色んなぶっ飛んだ技法があるので、調べると面白いですよ。
センスなしなのに芸術療法を専攻したことがあるのですが、たぶん理解は及んでいませんので、嘘書いてるかもしれません。
よく分かってないのでよく分からない文になっているわけですが、それもまた現実ですので、表現として許していただければ。
そもそも読んでいただけているのか…
お店の近くに美術館や図書館があるというのは、なんだかとても良いです。教養ある風に感じられます。
素敵な展示でした。このあとはゴッホ展ですね。
明日はいつも通り10時から。月曜日なのでゆったりとお待ちしてます。
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