2026.07.17
#81【代表ブログ】魚に「水」は見えない。正論で論破しない、凸(デコ)流の伴走アプローチ
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
本日は、
発達障害がある方の「変化に対する怖さ」と、
私たちが支援者として大切にしている
「相手の世界観を理解する」という視点について
お話ししたいと思います。
◆「変わりたい」けど「変わりたくない」複雑な心境
私は毎日、
発達障害がある方と長い時間を過ごしています。
多くの方は「変わりたい」と口ではおっしゃるのですが、
いざ変化するチャンスが訪れると、
尻込みしてしまうケースが非常に多く見られます。
本音では
「今のルーティンや環境が崩れてしまうのが怖い」
という変化への恐れが隠れていると推察します。
そして、
そんな時に特徴的なのが、
「正常化バイアス(自分は大丈夫だという思い込み)」を基に
むしろ自分でブーストをかけて
自分を正当化してしまうことです。
◆「遅刻は不可抗力でした」という理屈
例えば、約束の時間に遅れてしまった時のことです。
ご本人は
「普段は時間を守っている」
「今回の遅刻は仕方のない不可抗力だった」
と主張されることがよくあります。
理由を聞いてみると、
「たまたまプラモデル屋さんに寄ったら珍しい商品があって、
買うか迷ってしまった」
「たまたまお店が一円玉を切らしていて、
お会計に時間がかかった」と、
偶然の積み重ねを不可抗力として語られます。
「お店に行ったのも、
買うと決めたのも自分ですよね?」
と第三者が冷静に指摘すると、
「自分は正しいのに、社会が理不尽でおかしい!」
と感情的になり、
心を閉ざしてしまうことがあります。
◆正論で「論破」しても、誰も幸せにならない
こうした自分中心の世界観は、
周囲から見ると理解しがたいものかもしれません。
5年後、10年後になってようやく
「自分が悪かったのかも」と気づく方もいらっしゃいますが、
多くの方はその場では受け入れられません。
ここで大切なのは、
支援的立場にある人間が「あなたが間違っている」と
正論で論破しようとしないことです。
たとえ論理的にねじ伏せることができたとしても、
ご本人には感情のもつれだけが残ります。
結果的に誰も幸せになりません。
良い支援者であるためには、
感情的になってぶつかるのではなく、
「正常化バイアス」バリバリのご本人を
尊重する「感情労働」が求められるのです。
◆魚に「水」は見えない。
相手の世界観の中で伴走する
これを、私はよく「魚と水」に例えます。
生まれた時から水の中にいる魚は、
水の中にいることが当たり前です。
なので
自分が水の中にいることも、
外に大気があることも想像できません。
それと同じように、
人間も自分が当たり前だと思っている
「世界観」は見えないのではないでしょうか?
私たちの支援の基本は、まず
「その人が生きている世界観」
を理解することです。
無理に水から引きずり出して
「大気」を見せるのではなく、
その水の中で、
その人が目標に向かってできること、
マッチする方法を探していく。
これこそが、私たちが大切にしている「伴走」のアプローチです。
「正論ばかり言われて苦しい」
「自分の見えている世界を理解してほしい」
という方は、
ぜひ福島市就労支援凸(デコ)にご相談ください。
あなたの「水の中」で、一緒に作戦を考えましょう!
◆ 福島市就労支援凸(デコ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
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福島市就労支援凸
フクシマシシュウロウシエンデコ
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〒960-8034 福島県福島市置賜町1-29 佐平ビル803
TEL:024-572-6310
FAX:024-572-6313
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