こんにちは!
福島市就労支援凸(でこ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
◆ 障害者枠の「本番」に体を無理なく慣らす時間設計
凸(でこ)の営業時間は、
他の多くの事業所と比べると少し特殊な設計になっています。
平日の基本の営業時間は
「朝9時から夕方16時まで」(12時〜13時はお昼休憩)。
この「休憩1時間を挟む実働6時間」
という時間枠は、
実は障害者雇用の求人で最も多い
「9時〜16時勤務」の条件と全く同じにしています。
将来働くことを見据えて、
今から「本番と同じ時間帯」を過ごす
生活リズムを少しずつ、
無理なく体になじませていくための練習環境なのです。
一方で、パソコンを学ぶなどの
「サービス提供時間(訓練のプログラム)」は、
あえて「10時半から14時半」と
短く明確に区切っています。
これは、提携しているKaienさんの
全国一斉オンライン講座に参加する時間に合わせているためです。
◆ 時間の中で「何をするか」は、100%あなたが決めていい
「プログラム以外の時間は、何をしていればいいの?」
と思うかもしれません。
実は、そこが凸(でこ)の
一番面白いところです。
朝9時に来るのもいいし、
遅れて来てもいい。
帰る時間も自分で決めて構いません。
そして、
プログラム以外の時間に何をするかも、
すべてご自身で決めていただきます。
タイピングの練習をするのも、
水彩画を描くのもよし。
ガンプラを集中して組み立てるのも、
ひたすら「スラムダンク」を読みふける
のだって大歓迎です。
世間や学校では
「みんなと同じカリキュラムを、
決められた時間通りにやりなさい」
と求められることが多いですよね。
しかし、それでは
「言われた通りに動くロボット」になってしまい、
自分で人生を選択する力は育ちません。
「自分は今、何がしたいのか」
「何時なら安定して通えるか」
を自分で決めて、
生活を少しずつ組み立てていくこと。
その試行錯誤こそが、
あなただけの自立への第一歩だ
と私は考えます。
◆ 障害の有無も関係ない。分け隔てなく繋がれる居場所
さらに凸(でこ)では、
普段の通所以外にも、
ごちゃまぜで繋がれる安心の場を大切にしています。
例えば、
毎週金曜日の19時〜20時には、
障害の有無や凸(でこ)の利用者であるかどうかを一切問わない、
オンライン参加も可能な
「当事者座談会」を2020年から続けています。
また、土曜日の午後にも、
など、
誰もが「自分を否定されない安心感」の中で、
自分のペースで社会と繋がれる機会をたくさん用意しています。
◆ あなたが主役となって、自分の生活をデザインする
凸(でこ)のスタッフは、あなたが
「今日はこれをしたい」
「今日はちょっと休みたい」と決めた意思決定を、
枠にはめたり否定したりせず、
丸ごと受け止める(全量受容する)ための
思考トレーニングを毎朝重ねています。
誰かに強制されるのではなく、自分で
「これならできそう」と思える心地よい時間の使い方を、
凸(でこ)の安心な環境の中でゆっくり見つけていきませんか。
◆ 福島市就労支援凸(でこ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
💬 「決められた枠の通りに動けない自分」を、
ダメな人間だと思い込んでいませんか?
凸(でこ)は、
あなたがあなたらしく過ごせる時間を、
自分の力で自由にデザインしていい場所です。
ガンプラ作りでも、
ただお茶を飲むだけでも構いません。
まずはあなたが一番リラックスできる過ごし方を、
私たちに聴かせてくれませんか?
※余談
先日、他の就労移行支援事業所の方から相談を受けました。
『週に5日来ることができない利用者さんには、どんなお声がけをしたらいいですか?』
私は
『来ようと思っているのに、
身体をコントロールできない状態の方に、
支援員が何らかの言葉をかければ、ひとたび症状を改善できる
とは考えるのは、思い上がりだと思います。
症状を改善するのは医師の役割だと理解しています。』
『我々にできるのは、身体をコントロールできない苦しさ
を受け止めることと、医師に情報を整理して伝達するお手伝いだけ
だと考えます。』
と、お答えしました。
するとその方は、
『考えが違うようですね』と、憮然とされました。
我々のような考え方が少数派なのだなぁ、と改めて考える機会になりました。