福島市の自立訓練・就労移行支援 「福島市就労支援凸」

福島市就労支援凸

2026.08.29

#114【代表ブログ】スラムダンクも練習?凸(でこ)が営業時間とプログラム時間を分ける理由

こんにちは!

 

福島市就労支援凸(でこ)の代表、

遠藤一歩です。

 

このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた

「気づき」を基に言葉にしています。

 

◆ 障害者枠の「本番」に体を無理なく慣らす時間設計

 

凸(でこ)の営業時間は、

他の多くの事業所と比べると少し特殊な設計になっています。

 

平日の基本の営業時間は

「朝9時から夕方16時まで」(12時〜13時はお昼休憩)。

 

この「休憩1時間を挟む実働6時間」

という時間枠は、

実は障害者雇用の求人で最も多い

「9時〜16時勤務」の条件と全く同じにしています。

 

将来働くことを見据えて、

今から「本番と同じ時間帯」を過ごす

生活リズムを少しずつ、

無理なく体になじませていくための練習環境なのです。

 

一方で、パソコンを学ぶなどの

「サービス提供時間(訓練のプログラム)」は、

あえて「10時半から14時半」と

短く明確に区切っています。

 

これは、提携しているKaienさんの

全国一斉オンライン講座に参加する時間に合わせているためです。

 

◆ 時間の中で「何をするか」は、100%あなたが決めていい

 

「プログラム以外の時間は、何をしていればいいの?」

と思うかもしれません。

 

実は、そこが凸(でこ)の

一番面白いところです。

 

朝9時に来るのもいいし、

遅れて来てもいい。

 

帰る時間も自分で決めて構いません。

 

そして、

プログラム以外の時間に何をするかも、

すべてご自身で決めていただきます。

 

タイピングの練習をするのも、

水彩画を描くのもよし。

ガンプラを集中して組み立てるのも、

ひたすら「スラムダンク」を読みふける

のだって大歓迎です。

 

世間や学校では

「みんなと同じカリキュラムを、

決められた時間通りにやりなさい」

と求められることが多いですよね。

 

しかし、それでは

「言われた通りに動くロボット」になってしまい、

自分で人生を選択する力は育ちません。

 

「自分は今、何がしたいのか」

「何時なら安定して通えるか」

を自分で決めて、

生活を少しずつ組み立てていくこと。

 

その試行錯誤こそが、

あなただけの自立への第一歩だ

と私は考えます。

 

◆ 障害の有無も関係ない。分け隔てなく繋がれる居場所

 

さらに凸(でこ)では、

普段の通所以外にも、

ごちゃまぜで繋がれる安心の場を大切にしています。

 

例えば、

毎週金曜日の19時〜20時には、

障害の有無や凸(でこ)の利用者であるかどうかを一切問わない、

オンライン参加も可能な

「当事者座談会」を2020年から続けています。

 

また、土曜日の午後にも、

  • 第2土曜日:自分の苦手さや困りごとへの対処を語り合う「当事者研究」

  • 第3土曜日:当事者、ご家族、支援者がごちゃまぜで温かく話す「何かあったかい」会

など、

誰もが「自分を否定されない安心感」の中で、

自分のペースで社会と繋がれる機会をたくさん用意しています。

 

 

◆ あなたが主役となって、自分の生活をデザインする

 

凸(でこ)のスタッフは、あなたが

「今日はこれをしたい」

「今日はちょっと休みたい」と決めた意思決定を、

枠にはめたり否定したりせず、

丸ごと受け止める(全量受容する)ための

思考トレーニングを毎朝重ねています。

 

誰かに強制されるのではなく、自分で

「これならできそう」と思える心地よい時間の使い方を、

凸(でこ)の安心な環境の中でゆっくり見つけていきませんか。

 

 

◆ 福島市就労支援凸(でこ)

自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援

[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9

 

💬 「決められた枠の通りに動けない自分」を、

ダメな人間だと思い込んでいませんか?

 

凸(でこ)は、

あなたがあなたらしく過ごせる時間を、

自分の力で自由にデザインしていい場所です。

 

ガンプラ作りでも、

ただお茶を飲むだけでも構いません。

 

まずはあなたが一番リラックスできる過ごし方を、

私たちに聴かせてくれませんか?

 

※余談

先日、他の就労移行支援事業所の方から相談を受けました。

『週に5日来ることができない利用者さんには、どんなお声がけをしたらいいですか?』

 

私は

『来ようと思っているのに、

身体をコントロールできない状態の方に、

支援員が何らかの言葉をかければ、ひとたび症状を改善できる

とは考えるのは、思い上がりだと思います。

症状を改善するのは医師の役割だと理解しています。』

 

『我々にできるのは、身体をコントロールできない苦しさ

を受け止めることと、医師に情報を整理して伝達するお手伝いだけ

だと考えます。』

と、お答えしました。

 

するとその方は、

『考えが違うようですね』と、憮然とされました。

 

我々のような考え方が少数派なのだなぁ、と改めて考える機会になりました。

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