こんにちは!
福島市就労支援凸(でこ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
◆ 毎週全員と行う作戦会議。凸(でこ)が「週次キャリアカウンセリング」を続ける理由
福島市就労支援凸(でこ)の
事業所としての大きな特徴の一つが、
利用者さん全員と毎週必ず行う
「キャリアカウンセリング(通称:CC)」のシステムです。
一般的な就労支援事業所では、
面談は3カ月に1回程度であったり、
必要に応じて不定期に行われたりすることが多いようです。
毎週決まった時間に利用者さん全員と
個別面談を行うような仕組みは業界内でも極めて異例です。
凸(でこ)では、
曜日と時間をあらかじめ固定し、
担任スタッフ1名、副担任スタッフ1名、
そして利用者さんの計3名で、
毎週25分間の面談を実施しています。
1日5組、
平日5日間で最大25組という枠が
物理的な上限となりますが、
チームによる手厚いサポートと
密なコミュニケーションを絶やさないための
根幹システムとして、
創業以来大切に運用しています。
◆ 「許可を求める」言動の裏にある、傷ついた自尊心(セルフエスティーム)
このキャリアカウンセリングが目指している
最も大切なテーマは、権利擁護、つまり
「自己決定支援(自分で決めること)」です。
発達障害や精神疾患を抱える方の多くは、
これまで社会の中で「少数派」として過ごす中で、
自分に対する自信や自尊心(セルフエスティーム)が
十分に育ちにくい環境に置かれてきました。
その結果、
「自分には決める権利がないのではないか」
「自分の意思で選択してはいけないのではないか」
という思い込みが深く刷り込まれてしまっているケースが少なくありません。
そのため、事業所に来た当初は
「トイレに行ってきていいですか」
「頭が痛いので休んでいいですか」
「パソコンをお借りしてもいいですか」と、
あらゆる行動に対してスタッフに指示や許可を求めようとする方が、
8割から9割、時にはほぼ全員にのぼります。
◆ 「それ、俺が決めるの?」小さな選択の積み重ねが自律をつくる
指示を待ったり許可を求めたりする姿勢に対して、
私はよくこんな問いかけをします。
「それ、俺が決めるの?」
「パソコンは利用者さんが使うためにあります。」
誰かに決められるのを待つのではなく、
たとえ最初は形からであっても
「頭が痛いので今日は休みます」
「このパソコンを使います」と、
自分自身の意思を自分の言葉(言い切り型)
で表現する練習から始めてもらいます。
「来週はどの講座を受けるか」
「何時に通所するか」
「履歴書の添削をいつ受けるか」といった日々の小さな選択を、
担任・副担任のスタッフと一緒に毎週一つひとつ決めていく。
この「自分で決めた」という成功体験の積み重ねこそが、
失われていた自尊心を取り戻し、
社会で自律して生きていくための揺るぎない土台となっていくのです。
◆ 自分の人生の主役として、社会へ踏み出すための「作戦会議」
相手を認め話を聴くコミュニケーション
の技術を磨いたスタッフと進める25分間は、いわば
「あなたが社会に出るための作戦会議」です。
先週の振り返り、
今週の進行具合、
途中で生じた悩みや体調の波、
そして来週何をするか。
これらを毎週丁寧に確認し積み重ねることで、
途中で挫折することなく、
着実にステップアップを目指すことができます。
「自分の意思を尊重してもらえた」
「初めて自分の人生を自分で決めていいんだと実感できた」
そんな風に利用者さんが自分の選択に納得し、
表情を変えていく姿こそが、
凸(でこ)のシステムの成果であり、
私たちが守り続けている支援の核です。
周囲の目を気にして
誰かに指示されるのを待つ生き方から抜け出し、
あなた自身の意思で一歩を踏み出すための準備を、
凸(でこ)で一緒に始めてみませんか。
◆ 福島市就労支援凸(でこ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9
💬 周りの顔色ばかり窺って、
「自分で決めるのが怖い」
「指示されないと動けない」と悩んでいませんか?
凸(でこ)では、
あなたが自分の意思で選択し、
自分らしいペースで進んでいけるよう、
担任・副担任スタッフと共に進める
毎週25分間の「作戦会議」を準備して待っています。
最初から大きな決断をする必要はありません。
まずは
「今日はこうしたい」という小さな希望を、
私達にそのまま聴かせてくれませんか?