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2020.04.28
成蹊を探れ！ 第７回 貼り絵の歴史 ～いっしょにがんばる仲間の証！～
腰浜キャンパスの多目的ホールの壁には大きな「貼り絵」が何枚も掲示してあります。これらは中学生が入学してすぐ行われる「オリエンテーション合宿」で作成してきたものです。
最初に配布されるのはＡ４サイズの紙に輪郭と色が指定された、２０数枚の台紙です。生徒たちは少人数の班で指定に沿って色紙をちぎって貼りますが、この時点では全体がどんな絵柄なのか分かりません。台紙完成後、教員がそれらを合わせて一枚にし、夜の集会で完成披露します。「集中力」「協働性」を養い、また「達成感」を得られるため、仲間作り・集団作りを目的とするオリエンテーション合宿では恒例のプログラムとなっています。この貼り絵は卒業まで生徒たちを見守ります。
では、歴代の貼り絵を紹介します。
１期生 「校章・校訓」
栄光の第１号の作品です。本校の教育の根幹たる校章と校訓をモチーフとしたところに、１期生のプライドと、パイオニアとしての気概が伝わってきます。
２期生 「茶室『自蹊庵』」
前年１０月に腰浜キャンパスに茶室が移築されました。左下の「自蹊庵」の文字は、これを名付けられた裏千家第15第家元の千玄室大宗匠が揮毫された額の文字を再現しています。
3期生 「校舎・がんばろう福島」
前年、２期工事が行われ、校舎が完成しました。３期生入学直前には東日本大震災が発生し、スローガン「がんばろう福島」の元、さまざまな制約の中のスタートとなりました。
４期生 「尾瀬登山」
行事シリーズ第１弾「尾瀬登山」です。生徒はこの行事を通して、登山、プレゼン、自然との共生など、中高一貫コースで力を入れている様々な事柄を経験し、成長します。
５期生 「学習合宿・100周年記念」
初めて「人物」が登場。「学ぶ姿勢」を作る学習合宿です。この年、創立100周年記念事業が行われ、上部にはそのロゴとスローガン「世代をつなぐ桃李の絆」がデザインされています。
６期生 「猪苗代湖畔強歩」
「強歩を終えて初めて成蹊生となる」とも言われる、35～40㎞を歩く鍛錬行事です。安全のためにタスキをかけて歩きますが、高校3年生には６年分、６本のタスキをかけて、歩き切った矜持を表す生徒もいます。
７期生（現・高３） 「校訓・校章」
１期生の卒業を受け、原点回帰とオマージュをこめて１期生と同じモチーフとなりました。貼り絵のデザインや精度は年々向上し、とても完成度の高い作品になっています。
８期生（現・高２） 「臨海教室」
図中にもあるように、泳力別に「白」「緑」「オレンジ」「ピンク」の帽子の４つの班に分かれて訓練を行います。デザインは、全プログラム終了後に全員で帽子を投げ上げる、喜びと充実の瞬間です。
９期生（現・高１） 「カナダ研修旅行」
中学校３年間の総決算として、９日間のカナダ研修旅行が行われます。デザインは夜、ライトアップされたブリティッシュ・コロンビア州議事堂です。
１０期生（現・中３） 「校舎・新ロゴ」
この年、１０７年間不変の校訓の元、時代を見据えた新しい教育理念・教育目標が設定され、その象徴としてロゴマークが作られました。「叡智」「探求」は新・教育理念のキーワードです。
１１期生（現・中２） 「スキー教室」
本校生がもっとも楽しみにしていると言ってもよい「スキー教室」。なんとナイターは貸し切りです。スキー場内にあるリゾートホテルに宿泊し、ホテルの過ごし方も学びます。
今年度入学の１２期生は、残念ながら合宿をすることはできませんが、臨時休校が明けたら校内でオリエンテーションを行う予定です。今年の貼り絵はどんなデザインでしょうか。また新たな歴史の１ページが加わります。
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
最初に配布されるのはＡ４サイズの紙に輪郭と色が指定された、２０数枚の台紙です。生徒たちは少人数の班で指定に沿って色紙をちぎって貼りますが、この時点では全体がどんな絵柄なのか分かりません。台紙完成後、教員がそれらを合わせて一枚にし、夜の集会で完成披露します。「集中力」「協働性」を養い、また「達成感」を得られるため、仲間作り・集団作りを目的とするオリエンテーション合宿では恒例のプログラムとなっています。この貼り絵は卒業まで生徒たちを見守ります。
では、歴代の貼り絵を紹介します。
１期生 「校章・校訓」
栄光の第１号の作品です。本校の教育の根幹たる校章と校訓をモチーフとしたところに、１期生のプライドと、パイオニアとしての気概が伝わってきます。
２期生 「茶室『自蹊庵』」
前年１０月に腰浜キャンパスに茶室が移築されました。左下の「自蹊庵」の文字は、これを名付けられた裏千家第15第家元の千玄室大宗匠が揮毫された額の文字を再現しています。
3期生 「校舎・がんばろう福島」
前年、２期工事が行われ、校舎が完成しました。３期生入学直前には東日本大震災が発生し、スローガン「がんばろう福島」の元、さまざまな制約の中のスタートとなりました。
４期生 「尾瀬登山」
行事シリーズ第１弾「尾瀬登山」です。生徒はこの行事を通して、登山、プレゼン、自然との共生など、中高一貫コースで力を入れている様々な事柄を経験し、成長します。
５期生 「学習合宿・100周年記念」
初めて「人物」が登場。「学ぶ姿勢」を作る学習合宿です。この年、創立100周年記念事業が行われ、上部にはそのロゴとスローガン「世代をつなぐ桃李の絆」がデザインされています。
６期生 「猪苗代湖畔強歩」
「強歩を終えて初めて成蹊生となる」とも言われる、35～40㎞を歩く鍛錬行事です。安全のためにタスキをかけて歩きますが、高校3年生には６年分、６本のタスキをかけて、歩き切った矜持を表す生徒もいます。
７期生（現・高３） 「校訓・校章」
１期生の卒業を受け、原点回帰とオマージュをこめて１期生と同じモチーフとなりました。貼り絵のデザインや精度は年々向上し、とても完成度の高い作品になっています。
８期生（現・高２） 「臨海教室」
図中にもあるように、泳力別に「白」「緑」「オレンジ」「ピンク」の帽子の４つの班に分かれて訓練を行います。デザインは、全プログラム終了後に全員で帽子を投げ上げる、喜びと充実の瞬間です。
９期生（現・高１） 「カナダ研修旅行」
中学校３年間の総決算として、９日間のカナダ研修旅行が行われます。デザインは夜、ライトアップされたブリティッシュ・コロンビア州議事堂です。
１０期生（現・中３） 「校舎・新ロゴ」
この年、１０７年間不変の校訓の元、時代を見据えた新しい教育理念・教育目標が設定され、その象徴としてロゴマークが作られました。「叡智」「探求」は新・教育理念のキーワードです。
１１期生（現・中２） 「スキー教室」
本校生がもっとも楽しみにしていると言ってもよい「スキー教室」。なんとナイターは貸し切りです。スキー場内にあるリゾートホテルに宿泊し、ホテルの過ごし方も学びます。
今年度入学の１２期生は、残念ながら合宿をすることはできませんが、臨時休校が明けたら校内でオリエンテーションを行う予定です。今年の貼り絵はどんなデザインでしょうか。また新たな歴史の１ページが加わります。
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
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