2019.02.06
卒業式雑感 注:高校卒業式は3月1日です
本日、高校の卒業に関する会議があり、その中でさまざまなことが思い出されました。
私は成蹊に30年勤務していますが、卒業式のスタイルはその間、ほぼ変わっていません。伝統的な、静かで厳粛な雰囲気で進行し、式歌は「仰げば尊し」と「蛍の光」を歌います。女子高時代は答辞の途中あたりから卒業生のあちらこちらでしゃくりあげる声が聞こえてきて、「蛍の光」で大号泣したものですが(卒業式で聞く「蛍の光」の涙腺破壊力は半端ないです)、最近は泣く生徒もめっきり減った感があります。共学化によるものなのか、それとも、時代の変化なのでしょうか。
先日、ある高校(甲子園で優勝したあの高校)の卒業式がニュースで流れ、なんと1月20日のことでした。福島で生まれ育った身としては卒業式は3月1日に決まってるでしょ!という感じなのですが、首都圏出身の先生に尋ねたら3月9日前後が多いのでは、という返事が返ってきました。そういえば「3月9日」という名曲もあります(いい曲ですよね。聞くたび泣きそうになります)。ただ、卒業式の日付に関係なく、3月末日までは高校在籍ですので、生徒は羽目を外さぬよう注意してほしいものです。
何はともあれ、一生に一度の卒業式。小学校、中学校、大学と比較しても高校の卒業式はちょっと感動が違う気がします。そんな感動を毎年味わえるのは教員という仕事のすばらしさです。まして、3年生担任の思いは言うまでもありませんが。
【写真は昨年度のものです】
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/

いいね!

いいね!
2