心を育み、叡智を究める。福島成蹊の首都圏型「中高一貫教育」

　6月6日㈭、講師に中鉢典子先生をお招きし、文理選抜コースの2年生を対象に国際理解探求学習講演会を行いました。

　開設2年目の文理選抜コースは今年が初のマレーシア海外研修になります。講師の中鉢先生は現職の高校教員ですが、以前に青年海外協力隊としてマレーシア在住の経験をお持ちです。今回は、マレーシアについての理解だけでなく、異文化を理解する姿勢、探求をする姿勢を含めて、ワークショップ型の楽しい講演会となりました。

　最初、生徒全員が白と黒に分かれ、動画の中の白チームと黒チームが何回ボールをパスしたか数えるゲームを行いました。動画の途中にはゴリラが現れたり、背景の色が変わったにもかかわらず、全く気付かない生徒が多くいました。これは「自分が関心のあること以外は気づきにくい」ことのシミュレーションで、異文化理解のためには、先入観を排除することの重要性が示されました。その後、グループに分かれ、マレーシアについて知っていることを書き出す作業を行い、マレーシアの地理や常識などについて学びました。

　マレーシア研修は本校としても初となります。どのような研修が行われるのか楽しみにしています。




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