成蹊中の1年をしめくくるのは「弁論・ディベート大会」です。
中学1・2年生は弁論大会に臨みます。自分の身の回りのことや社会のことについて意見文を書き発表するのですが、「弁論」ですので、文章の内容だけでなく、話し方やアピールの工夫など、「伝える力」も重要です。
現在は出来上がった文章を先生に添削してもらったり、お互いに読んで感想やアドバイスを言ったりと、より良く仕上げていく過程を行っています。今後、クラス内で予選を行い、各学年3名が弁論大会へと駒を進めます。大会の優勝者は学校代表として福島市の弁論大会へと出場します。
中学3年生はディベートマッチを行います、「ディベート」とは、ある論題についての自分の考え方を相手に説得する技術を競う討論ゲームです。現代の社会で不可欠と言われるプレゼンテーション能力を高めることを目的としています。たとえば、法廷で繰り広げられる弁護士や検事の論述は、裁判官や裁判員を説得するディベートと言っても過言ではありません。企業でも、自分たちの企画を認めてもらうためにプレゼンテーションが日常的に行われています。
今回はまずクラスマッチとして3人で1チームを作り「成蹊中高は制服を廃止し、服装を自由にすべきである」「成蹊中高は学校内での携帯電話使用を認めるべきである」の2つの論題について、肯定側、否定側に分かれて対戦を行いました。ディベート大会では、選抜チームがより社会的な論題についての対戦を披露します。
弁論・ディベート大会は12月23日(月)に行われます。クリスマスイブイブで、真冬の寒い一日ですが、この日の成蹊中は熱いですよ!
福島成蹊中高一貫ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/jhs/
福島成蹊高等学校ホームページ→http://www.f-seikei.ed.jp/hs/