福島成蹊よくある質問


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2020.01.20

ここが始まりだ! 大学入試センター試験自己採点

 18日㈯、19日㈰と、大学入試センター試験(通称・センター試験)が行われました。本校からは160数名が福島大学を会場に受験しました。

 「今年が最後」ということで注目を集めたセンター試験でしたが、その前身に「共通一次試験」がありました。これは国公立大学受験において、名前の通り、全員が共通に受験する一次試験でした。そして、さらに、大学個別の二次試験を行い、最終的に合否を決めるというシステムです。「センター試験」はその性格を引き継ぎつつ、私立大学も、センター試験の結果で合否を出すことが可能となり、今年は約53万人が受験しました。

 本日は学校で「自己採点」と「リサーチ書類の作成」が行われました。「リサーチ」とは自己採点と志望大学を、ベネッセや河合塾などの受験関連企業に提出することで、合格確率などの資料が返却され、実際の出願の参考とするシステムのことです。本日中に結果を送付し、3日後の木曜日には資料を返却する説明会が行われます。たった3日間で数十万人のデータを集約し、資料化するには、おそらくは不眠不休の作業を行っているのだろうと思います。

 木曜日に出た資料を元に、校内の会議等も経て受験校が決定されます。そしていよいよ、個別試験が開始されます。1月下旬からは私立大学の試験が始まります。国公立大学の前期試験は2月25日・26日で、さらに3月中旬に中期試験、後期試験が行われます。この2か月が正念場です。

 私たちは経験上、受験は「実力があれば合格する」という単純なものではないことを知っています。もちろん「実力」が必要なことは必要条件なのですが、加えて、メンタルをいかに維持するか(メンタルがつぶれて実力が出せないことは珍しくありません)、学習計画をどう組み立てるか(受験校が決まってからはその大学の出題傾向を徹底的に攻めます)、私立の受験をどう乗り切るか(私立の受験があるうちは国公立の準備が進めにくいし、また、私立の合否結果次第でメンタルも大きく左右されます)・・・などなど。「現役は最後まで伸びる」と言われますが、その最後の時間をどう使うかが合否を大きく左右します。

 さあ、ここからが始まりです。センターで泣いた者が最後に笑う、また、その逆もあるのは受験の常です。最後に笑うために必要なことは「粘ること」です。最後の最後までがまんして粘り強く取り組んだものが成功を手にする確率が高いこともまた、私たちは経験上、知っています。

福島成蹊中学校・高等学校|福島県・中高一貫校・オープンスクール
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