先週土曜日、腰浜キャンパスで教育講演会がおこなわれました。
テーマはタイトルにもありますように
「世界を変えた感染症大流行 ーわれわれは何を学ぶべきかー」 です。
講師は、過去に東京大学、京都大学医学部の教授や国立感染症研究所の所長を務められ、
公益財団法人野口英世記念会の現 理事長である、竹田美文先生です。
ウイルスの定義、紀元前から人類を襲った数々の感染症について、
そしてCOVID-19について、現在までに科学的に証明されている事実などについてのお話がありました。
生徒たちの感想を一部紹介します。
・先生の話の中で出てきた言葉の中には、報道などでよく聞くけれど詳しくは知らないというものも多くありました。ニュースで言っていることを、より深く理解するための良い機会になったと思います。
新型コロナウイルスによる死者が百万人を超え、感染症の流行というものを初めて経験した身からすると驚きを禁じ得ない状態です。「医療が進歩しているのになぜだろう」と感じることも多々ありました。しかし、人類の歴史を振り返ると、医療が進歩した今だからこそ、このような犠牲者数に抑え込めているのだとわかりました。人々の意識なども確実に変わっていっているのだということも先生のお話から学ぶことができました。
・私たちのような10代は新型コロナウイルスにかかったとしてもあまり重症にはならないから大丈夫。ではなく、周りの人にうつしてしまっているかもしれないという意識をもち、1秒でも速く終息に向けて行動しようと思います。