7月14日(木)の 5, 6校時目はリベラルアーツ教育として、
京都河村能舞台より河村純子先生をお招きし、「能楽おもしろ講座」を開催しました。
そもそもリベラルアーツ教育とは何なのか。
それは、現代社会のさまざまな問題に立ち向かうための「総合力」を養う教育、あるいは広い意味で教養を養う教育のことです。
今回は、詩、劇、舞踏、音楽、美術等の様々な要素が融合した日本の古典芸能である「能」に触れ、「能楽」への理解を深めるとともに自国の文化を尊ぶ姿勢を養う事を目的としました。
「能楽おもしろ講座」では、
まず、“能ってなに?”というテーマで、能の起源や歴史についてお話をいただきました。
また、実際に演者の方が身につける衣装を、数名の生徒が身につけさせてもらいました。
次に、和楽器体験をさせていただきました。
小鼓を鳴らすのは思ったより難しいようです。
その後は、演者の舞台上での立ち方を教わったり、足運びを体験してみたりさせていただきました。
そして、最後はお越しいただいた演者の方々による大迫力の能を鑑賞しました。
河村先生の興味を沸き立たせるお話によって、能楽についての知識を増やし、実際に体験した後に観ると、その奥の深さや台詞の一つ一つに、生徒たちは釘付けになっていました。
お礼の言葉をお伝えし、先生方に感想文を送ることにしました。
生徒たちの感想の中には、
「間近で演技を観ると、緊張感と恐怖で圧倒されつつも、感動しました。」
「数百年にわたる能の歴史に対し、驚きと感動を覚えました。」
「能を通して豊かになった想像力を今後に生かしていきたいです。」
など様々な事を感じていたようです。是非今後に生かして欲しいと思います。
河村能舞台のみなさま、本日は貴重な体験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。
今後開催予定のイベントです。興味のある方はぜひ下のリンクよりご覧ください。
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卒業生講演会(9/4㈰)→
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オープンスクール(10/15㈯)→
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模擬入試(10/23日)→
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