今日は芸術鑑賞教室がありました。
今年は「狂言」を鑑賞しました。
インターネットなどにおいてAIが対象者に合わせた『お薦め』を提示することも多く、
自分の興味関心のある分野の情報ばかりが集まる時代であるからこそ、
広く教養を身につけてもらいたいという眼目でこの場が設定されました。
本校の生徒たちのために、ご来校いただいたのは、
三宅狂言会の皆様です。
初めに、見慣れない狂言というものは、いったいどういう芸能なのかを、
大変丁寧に紹介してくださいました。
能と狂言の違いや、舞台セットの意味なども教えていただき、大変興味深いお話でした。
その後、「盆山」と「棒縛」、2つの狂言を鑑賞しました。
聞きなれない言葉のため、完璧に理解することは難しいようでしたが、
役者さんの表情や動きなどから、そのお話の滑稽さなどが生徒たちに伝わったようで、
会場は時折、笑いに包まれていました。
今回はコロナ禍ということもあり、
会場内の密を避けるために午前と午後に分けて実施したり、
体験などのプログラムは実施できませんでしたが、
日本固有の伝統文化を間近で鑑賞できたことは、大変貴重な機会となりました。
三宅狂言会の皆様、本日はありがとうございました!